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個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告

過去の記事です、最新号をご覧頂ける場合はこちらをご覧ください 

前回シリーズ化する事を決めたこのブログ、これからこんな感じで情報を出していきますよということで、本日は参考になればと思っています。

米国のNYダウが2万$に迫っています。米国のNYダウが最高値を更新中です

なかなか簡単には超えませんね~
トランプ次期大統領への期待、アメリカ金利政策動向などの様々な要因が絡んでいると思いますが、日経平均もそれにつられる形で20,000円台目前まで来ています。

現況①

日経平均株価は10月末からの上げで上昇金額幅が2,000円を超えています、こうなってくるとそろそろ落ちて来るのではないかとの懸念と、米国のFOMCや日銀の決定会合も終え今年は手じまいムードからか日経平均株価も停滞しています。
それに伴ってか、確定拠出年金商品も日経225連動の残高が減少してきました、日経225ノーロードオープン は12月1日~現在までの間に8%近い減少となっています。日経平均株価はこの期間も6%以上上昇していますので、そろそろ頭打ちかと思われる方の利益確定スイッチングが残高で10%以上他の商品や定期預金等の元本保証商品にシフトしていると思われます。

現況②

外国の株式や債券対象の商品は二極化が進んでいます。トランプ政権が誕生することにより米国への回帰が進むんではないかとの読みからか先進国以外を対象としている運用商品は基準価格の上昇が停滞し純資産額も若干の減少に転じています、特にBRICs株式ファンドや新興国ファンドは12月に入り他の商品へスイッチングする傾向が出ており、最近の株高や、円安効果もそろそろ一息つく頃かと考える方が多く新興国への投資を下げているものと思われます。

それとは逆の動きをしているのが先進国の外国株式とREITを扱うものです、直近のFOMCや日銀決定会合を見ても円安はある程度容認されたとの見方もあり、外国株式インデックスファンドは好調に推移、トランプ政権誕生で打ち出されている減税や財政出動の影響でインフレが進むとも言われており不動産に資金が向かうとの見方から世界REITインデックスファンドDCなどと合わせ資金が向かっていると思われます。

下記はアメリカ大統領選挙を挟んでの為替相場と日米株価の推移をグラフ化したものになります、そろそろ停滞感が出ていますね、よく見ている方が株式ファンド商品をスイッチングしている気持ちも良く判ります

10月以降の為替相場と日米株価の推移グラフ最近は日経平均の年初来高値、NYダウも最高値を更新しているものの12月15日過ぎからの現況は上記のようになってきており若干の停滞を迎えています。海外勢がクリスマス休みを迎えており、取引量が減ってきているのも要因でしょうが、大勢では利益確定のスイッチングが出ているものと思われます。

これらと同じようにする必要はありませんが、一つの参考としておとめおき下さい。『こういう時にこそ株価上昇に備えて資産を逆張りするぞ~』との考え方もあると思います。皆さんの資産スイッチングがきっちりと実行でき、将来に年金資産が増加していく事を応援しています。

当ブログは確定拠出年金に興味を持ってもらえるよう、またなるべくお得になるようにと気づいたことなどを判り易くお伝えしていくつもりですが、違う方向に向かう事もありますのであしからず・・・
あと投資の世界では難しいカタカナや英語の文言も沢山出てくるなどしますが、なるべく使わないようにしております。

記載内容はすべて私見ですのであらかじめご了承下さい。 くれぐれもお気軽に・・・投資は自己責任でお願いします

明日から始まるクリスマス三連休、ごゆっくりお楽しみください。クリスマスは楽しい事がいっぱいです

次回の『確定拠出年金(イデコ)の運用勉強会 vol3』では12月の商品別動向等を紹介したいと思っています

当事務所では2017年1月から始まる個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資産の運用が出来るような下記のセミナー実施しています。興味がある方はご応募下さい

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