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個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告

過去の記事です、最新号をご覧頂ける場合はこちらをご覧ください  

あけましておめでとうございます!新年の門出を
いよいよ1月から個人型確定拠出年金の加入条件が大幅に拡大されました
皆さんはもう加入されましたか?既に何年も運用経験のある会社員や自営業の方以外にも新たに未加入の会社員や主婦でも加入できるようになっていますので是非ご検討下さいね、ここまでお勧めするのは、
現在ある老後資金を貯めていく中で最もこの制度がお得な制度だと思っているからです。公的年金もありますが、今後は支給年齢の引き上げや金額の減少など、どうなっていくかは不透明ですので皆さん乗り遅れないように・・・

ここでは確定拠出年金商品に連動する国内外の株価や為替の状況、その他の情報や運用商品の現況なんかを投資初心者でもなるべく判り易く、数字でグラフで見て感覚で判るようにお伝えしていきたいと思っていますので、既に運用を開始されている方もそして検討中の方もたまに覗いてみてください。

内容は多くの運用管理機関が採用しており時価総額の多い商品を中心にしたいので元の商品情報等も豊富で多くの方が利用されているSBI確定拠出年金の内容を中心に記載していきます。

ただ商品ごとの純資産額の情報が12月までは更新されていたんですが、情報ページリニューアルにより見当たらなくなっていますので残高情報が少し古くなるかもしれませんのであしからず・・・
今月は12月25日頃にて記載したものを利用しております。

12月後半の株価は世界的に調整ムード?

11月9日のアメリカ大統領選以降から続いていた株価上昇は12月後半クリスマス休みを控え上昇一服となり、個人による利益確定と税金調整売り、機関投資家等の年末年始休暇を控えての処分売りも重なり調整ムードとなりました
ただ、1月から発足するトランプ次期大統領への期待や、今後の円安による企業業績の回復を睨んだ展開で大きな下げはなく日銀のETF購入期待等もありNYダウ、日経平均もまだまだ大台(20,000)を狙える水準です。

さて今回(12月16日~31日)の現況ですが・・・

現況①

日経平均株価は11月初旬から続いていた週間での上昇が7週(11月7日の週~12月19日の週)となりその上げ幅も2,500円を超えましたが、その翌週は調整ムードを迎えて年末となりました。米国のFOMCや日銀の決定会合も終え手じまいムードとなったことからも様子見気分が出たかと思われます。
それに伴ってか、確定拠出年金商品も国内株式型の運用商品残高が揃って減少に転じました、中でも『日経225ノーロードオープン 』は12月中に10%近い減少となっています。日経平均株価は12月でも4%以上上昇していますので、今まで株式運用していた方が利益確定スイッチングし残高が10%以上、別の商品や定期預金等の元本保証商品にシフトしていると思われます。日経平均残高が減少する前に移動した皆さんは凄い選球眼でさすがだと思います。

現況②

外国の株式や債券対象の商品も円安が一服したことにより基準価格は低下しました。ただトランプ政権が誕生することにより米国への回帰が進むんではないかとの先読みから新興国以外の海外ファンドへは資金の流入が続いているようです。この期間では『DC外国株式インデックスファンド』や『野村世界REITインデックスファンド(DC)』の純資産額は5%以上伸びています。今月20日にトランプ大統領が就任しますが、その期待と日米金利差から大きく円高へは進みにくいと考えますので1月の前半は資金の流入が続くかもしれません。

下記はアメリカ大統領選挙を挟んでの為替相場と日米株価の推移を12月末までグラフ化したものになります、そろそろ停滞感が出ていますね、よく見ている方が株式ファンド商品をスイッチングしている気持ちも良く判ります

10月末以降の為替相場と日米株価の推移グラフ

さて今年は

昨年の1月は正月明けから続落が続きましたが今年はどうなるんでしょうか?大方の予想ではそれ程の下落要因も今のところ少ないようで年明けは12月の流れを汲み、年末に下落した分を取り戻し大台(20,000円・$)を目指すのではと言われているようです。
ただ少し崩れ始めると最近の株高や、円安効果で得た利益確定売りが出やすくなると思われていることが最近の確定拠出年金の商品別残高にも表れてきているようで、早めにスイッチングする方の処理で12月後半の商品別残高は国内株式、海外株式運用商品の残高が減少し元本保証商品、定期預金、保険商品にスイッチングされています。

このような環境の中、株式ファンド等への投資は危険と考えるのであれば、元本確定商品よりも、『三菱UFJ純金ファンド』もこれからの投資対象には向いているのかもしれません。下記は12月前半の年金資産運用の商品別運用実績になります。

SBⅠ個人型確定拠出年金資料詳細 平成28年12月末

まとめ

株価等はダラダラとした下げが続くとそろそろ反転と思い、なかなかスイッチングに踏み切れなくなりますが、それではこの2か月で貯えた運用収益を減らしてしまう可能性もありますので下値は前回に引き続き日経平均が18,600円を維持できなくなるようであればと考えています。上限はこの停滞感が良い調整となれば20,000円を超えてからも強く上値を追う展開の可能性もあり様子を見ながらになると思います。  私の今年の運用実績は下記のようになっています。 

安心老後の為に確定拠出年金運用で少しでも資産を増やします

昨年の運用実績は前半の下落が響き上記の2.6%になりました。今年は4%を目標にしていきます

それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認して笑ってください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!

この内容は私見でのみ書いているものであり投資の推奨をするものではありません。
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します

当事務所では2017年1月から始まった個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資産の運用が出来るような下記のセミナー実施しています。どしどしご応募下さい

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