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人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告
過去の記事です、最新号をご覧頂ける場合はこちらをご覧ください
1年は早いですね、もう2月中旬を過ぎています。そして3月25日土曜日に『確定拠出年金セミナー』を実施致します。
『これから始めたいな~』と思っている方も『今年からもう始めてるよ』という一歩踏み出したビギナーにも必見の内容となっております。制度の概要やメリット、デメリット、自分で作る年金の育て方など、下記のような内容です
ご参加お待ちしております。
2月に入って日米首脳会談も無事に終わり
アメリカの経済成長期待を見据えた続伸が続いています
イエレン議長証言も微妙なところですが、最近出て来る指標からも、気の早いアナリスト等は『今年の株価はかなりの上昇が見込めるんでは?』との話が出てくるなど、まだアメリカの株高は続きそうにも思えます。それに支えられる形の日本株はやや遅れを取っている印象でしょうか?
年始の日本経済の予想として『アベノミクス第三の矢の再加速に期待するという見出しが躍っていましたが 』今までの所はトランプ政権との距離感を確かめるぐらいで経済政策には手をつけれていないのでしょうか?日銀の金融政策対応もそろそろ頭打ちで政府主導の経済対策が待たれるところです。
株式市場、金融動向の2月前半(~2/15)の概況
この期間のイベントはやはり2/10~11日に実施された日米首脳会談であろう、マーケット的に評価すると日本にとっては気になる発言もなく満点評価だったと思われます。ただ『安保関連』はマティス長官が先に日本に来られて、ある程度の話はまとまりがあったものの『経済・貿易関係』については先送り感も強くTPPにしても二国間経済協議にしても具体的な話は聞こえてこなかったのではないでしょうか? 自動車貿易の不均衡や為替問題等はまだまだ火種がくすぶっている状態で今後の水面下の駆け引きが注目されるところであります。
ただ今回のアメリカ訪問に麻生副首相と岸田外務大臣が同行したのはかなりのプラスになったのではないでしょうか、特に詰めの話などは両首脳ではなく、麻生副首相、ペンス副大統領との会談で進み、今後もその枠組みが構築されたことは日本にとってかなりのプラス作用に働くものと思われます。
番外編でありますが、安倍首相とトランプ大統領のゴルフはそこで行われた二人の会話やどこまで仲良くなったのか、スコアはどっちが良いのか?トランプ大統領は本当に上手いのか?など興味がつきません!
現況①
2月の日経平均は1日以降9日までは首脳会談待ちの様子見気分が広がり、19,000円を挟んだ小幅な値動きとなり高値19,155円安値18,805円と上下400円もないぐらいで取引されていましたが、首脳会談(日本時間:11日)を前日に控えた10日の東京証券市場において一気に470円を超える値上がりをし、結果待ちとして投資を手控えていた方は置いて行かれる展開となりました。ただその後上記のようにイベントが満点で終了したにもかかわらず、上昇力は一服し円安進行やアメリカの株価に反応はするものの上値を追う展開にはならず、ほぼ横ばいの推移となっています。
現況②
米国市場はトランプ大統領就任後半月が経過し、税金政策や国内投資に意欲を見せており、有言実行論者でもあることからアメリカダウが20,000$を超えてからも勢いを失うことなく、毎日高値を更新する状況が続いています。ただ移民問題で司法ともめている事や政策を実行した場合、その後のアメリカ財政事情を考えてみても無理な事が多いと思われ本当に実現性があるの?を不安視する声も出て来ているようです。それでも最近出て来るアメリカの経済指標は殆どのもので良好を示しており、今後の利上げを睨みながらの展開と考えられていると思われます。前回も記載していますが今年の米国の利上げは年前半は様子を見て6月以降との見方がまだ多いものの、3月の可能性も先日行われたイエレン議長の議会証言からは含みを持たせた状態となっています。
現況③
上記のような事を踏まえて2月前半の確定拠出年金商品の動きは『株価が高値圏でそろそろ落ちるのでは?』という1月におきていた停滞気味の状態を脱していくような動きが感じられました。米国の株価は続伸しており海外の株式ファンドは『三菱UFJDC新興国株式インデックス』等を始めとして基準価格がこの半月で3%を超えて上昇するなど、良い状態をキープしたまま後半に突入しています。ただ日経平均は国内政策が進むといった前向きな材料もなく、海外の動きについていけず2%程の上昇にとどまっており、まだ高値圏にあるとの見方から基準価格は上昇するものの利益確定のスイッチングが出やすい状態が続いています。
このような中今月も『三菱UFJ純金ファンド』や国内債券ファンドなど比較的リスクの低い資産への投資が伸びていました。下記が主要なものの残高推移になりますのでご確認下さい。
まとめ
総括で見ると、この期間は大統領就任後初の日米首脳会談、イエレン議長証言とアメリカ絡みで為替が振れ、それが日本の株価の重しになるという状況が目立った半月間でした。為替に戸惑うことなく日経平均も強く20,000円を超えて高値を目指す展開があるような政策に期待したいものです。それと最近は日本の長期金利が若干上昇を見せるような日があり、米国との金利の兼ね合いで為替に影響を与え株価が小幅な乱高下をし日経平均を左右する日も出て来ているようです。それらを受けて確定拠出年金対象の株式運用商品ですが株価上昇による残高の上昇はありますが利益確定による換金スイッチングも多く口数としては減少となっているようでした。
昨年11月9日の米大統領選挙の終値がそれぞれ、日経平均16,251円、NYダウは18589$ 為替は105円65銭です。そして今回2/15現在、日経平均は19,437円(19.6%上昇)NYダウは20611$(10.9%上昇) 為替は114円15銭(8.1%上昇)です。日経平均は前日の17171円から900円以上下落しての戻し(1090円分)が入っていますので高く見えますがそれを除くとNYダウと日経平均は11~12%の上昇になっています。今後もその連動はつづく思われますので今続いているNYダウの上昇は必然的な事だったのかもしれません。私も今回その状況に気づいて海外株式に投資をスイッチングしましたが少し遅かったかと後悔しています。
私の今年の運用実績は下記のようになっています。
現在の私の投資方針は、先に大統領就任の一通りの行事も終わりトランプ政権への政策期待からNYダウの上昇はまだ続くのではと考えています。但し3月はアメリカ金利の上昇懸念もあり一旦は21,000$辺りではないかと思われます。
国内に目を移すと1月末~2月上旬にかけ日経平均を構成する銘柄の決算発表が終わり決算の良し悪しで株価が敏感に反応する展開が続いていました。そして今後は国内株式の3月決算期末前の調整売りなどが出ると思われる事から、日経平均株価は上昇局面にありながら19000円台の展開になると思われます。よってこの期間に海外株式ファンドへスイッチングをしてみました、今のところ成功しているようです。
今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、今までに401Kとして企業で実施されている方もこれから運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。
皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』チャレンジしてみましょう
それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認して笑ってください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!
この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。
当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。 どしどしご応募下さい
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