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個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告
先日の2月25日(土)に『確定拠出年金セミナー』を実施させて頂きました。ご参加いただいた方ありがとうございました。参考にしていただければ嬉しく思います。増やし方情報の続きなんかも、このブログ(イデコシリーズ)で紹介していきますので、また参考にしてください。
そして次回4月1日も同内容で開催させて頂きます
前回は日程が合わずで参加出来なかった皆様『これから始めたいな~』と思っている方も『今年からもう始めてるよ』という一歩踏み出したビギナーにも必見の内容となっております。制度の概要やメリット、デメリット、自分で作る年金の育て方など、下記のような内容ですよろしければお誘いあわせの上ご参加下さい
ご参加お待ちしております。
前回分から読んで頂ける方はこちらをご覧ください
2月は日米首脳会談通過後トランプ政権への期待からか
日経平均とNYダウの差が開くばかりです
2月の株式指標は好調な海外勢に対して日本が一人置いてきぼり状態になりつつあるのでしょうか?
以下のデータには含んでいませんが3月1日(日本時間)にあったトランプ大統領の施政方針演説での評価も高く、これから更に米国株は続伸していきそうな雰囲気です、1兆$の投資は異次元で日本のアベノミクスが始まった時のような上がり基調が出て来るのであれば、まだまだ初動との見方もあり『今年の株価はかなりの上昇が見込めるのでは?』との話も現実味を帯びてきます、3月の株式世界指標は注目しておいた方が良いと思います。という事は海外株式中心の運用が良いのでは?
いえいえまだまだ判りませんよ・・・以下が今年に入っての日経平均とNYダウの推移になります。
株式市場、金融動向の2月後半(2/16~)の概況
この期間はイエレン議長の発言により米国の3月の利上げ可能性が若干上向いたものの、それ程の影響もなく為替市況はほぼ横ばい状態となっております。利上げされれば円安に進むのではとの見方もあり日経平均株価は下支えされていますが、アメリカ経済の期待感から見ればインパクトはなく、どんどんと差がついていく半月でした。
今後日本株が20,000円を超えて上値を追う展開に期待したいところですが、今の国内情勢には株価を上げていく材料もな少なく米国経済の活性化と円安への期待を持ちたいところです。 アベノミクスや日銀政策、GPIF投資で日本に向かっていた海外の投資資金がアメリカに向かっているのであれば更に米国高が続いていきそうです。となると日経平均連動で確定拠出年金を運用している皆さんは少し考え直した方がいいかも知れませんね!
現況①
日経平均の2月の動きは1月末が19,041円、2月末が19,119円とほぼ横ばいとなっています。上値も日米首脳会談が好結果で終わった翌日につけた19,437円台が最高で値幅は限られた範囲で推移しました。これでは国内株式を主とした運用をしている方は資産を増やせません。気になるのはアメリカの政策絡みでの上昇相場でしか日本の株価が反応しないこと、そして注目の行事がある直前に上がり始めている事です。アメリカでのニュースは国内につながるのに若干のタイムラグがあるのでしょうが・・・株価の反応はどうなるかわからないのでそれに合わせて株式投資へのスイッチングを行うことも出来ず仕方が無いのかもしれませんね。
現況②
米国市場はトランプ大統領就任後1月が経過し、当初言われていました指先介入や『アメリカファースト』を掲げた選挙戦での公約実現も一巡し落ち着きを見せ始めております。そして1兆$規模のインフラ投資と大規模な減税等がこのまま進んでいくと、ますます株価の上昇が期待されます。しかし20,000$を超えてからも勢いを失うことなく上昇していることから、そろそろ調整があるのではとの不安も出て来ています。現状の為替は次回利上げを見込み始めており3月14日から行われる次回FOMCで利上げが実現されなければ経済の弱さが露呈し失望売りが嵩み、為替が円高方向に向かう可能性もあり、日経平均に影響を与える事が予想されます。米国をはじめとした株高はヨーロッパにも波及しておりドイツ、英国等の株価も好調に推移しています。
現況③
東芝ショックで揺れた2月の株式市況ですが、そういう時はDCファンドは左右されるのでしょうか? 答えはされます。
さすがにプロが運用する国内のアクティブファンドでは、もうないでしょうが、まだ日経225連動ファンドには組入れられていると思われます。ただ影響度はかなり低いと思われますが・・・
そうなんです、確定拠出年金の株式運用ファンドにはいろいろ種類があり、どのような所へ投資しているか等も確認出来ます!SBI証券であればインターネットページで資産状況から市況レポートを見てもらうと判るようになっています。
様々なセクターの中から注目される銘柄がありますが、それらの大口会社の株価の明暗にも若干影響を受けます。トランプ政権発足以降、株価を伸ばしているソフトバンクや金融セクター、最近少し低迷している自動車関連やファストリテイリングなど、今後はファンド選びでもチェックしていきたいものです。皆さんがスイッチングする時などは交付目論見書を参考にしてくださいね、また機会あれば上位会社の動きを紹介していきたいと思います。因みに下記で2月に口数を伸ばしている『三井住友バリュー株式年金ファンドDC』の上位組み込み銘柄はソフトバンクグループと本田技研工業そして金融セクターです。
上記のような状況を踏まえて2月の確定拠出年金商品の動きは米国経済の政策期待で、年末年始~1月の横ばい状況を脱して上に向かう準備の為に商品を移動している状況が見られていました。ただ株価の上昇はNYダウを始めとした海外指標が強く日経平均との差がついていく状況です。年明けからの停滞相場を海外は脱出し日本だけが取り残される形にならなければ良いのですが・・・
下記が主要なものの残高推移になりますのでご確認下さい。
まとめ
総括で見ると、2月は日経平均横ばいNYダウ続伸です。特に日米首脳会談が行われた2月10日を境に流れが鮮明になりました。ただ上昇する時は一日で結構な額が上がる展開だったためにスイッチングしづらく確定拠出年金の運用では一歩遅れる展開が続いたと思います、スイッチングには一定のタイムラグがある為に仕方が無いのかもしれません。老後資産の運用はデイトレのような短期取引の利益で一喜一憂するのではなく長い目で見た方が良いと思います。
このような中、好調な海外勢を狙ってかやはりファンドの増加が多いのは海外株式ファンドとなっており『三菱UFJDC新興国株式インデックス』が増口率上位となっているようです! 国内政策が進むといった前向きな材料はないものの、日経平均も下げ渋っていることから毎月残高が減り続けていた『日経225ノーロードオープン 』も増加に転じてきました。
次の節目は3月14日のFOMCでしょうか? 米国の金利動向に影響を受け為替が円安に振れ、今の世界経済の好調から3月に入り日経平均株価も20,000円を超えて高値を目指す展開があることも十分に考えられます。皆さんそれらを見据えた年金資産の運用を考えて見て下さい。今の流れはNYダウが高値圏となったことから、日経平均の追随を期待してか国内株式ファンドが比較的投資対象に上がっているようです。
私の今年の運用実績は下記のようになっています。
現在の私の確定拠出年金の投資方針は、NYダウが高値圏となったことから、日経平均の追随を期待しています、このような場合は国内株式ファンドも吊られて上昇を見せる場合が多いと考えますので国内株式運用を中心に進めていこうと思います。ただし3月は法人の持ち株整理で比較的売られやすい時期ですので注視したいと考えています。
今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、今までに401Kとして企業で実施されている方もこれから運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。
皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』チャレンジしてみましょう
それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認して笑ってください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!
この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。
当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。ご応募お待ちしています
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