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個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告安心老後を迎えるには早めの準備が大切です

もう3月も半ばです、だいぶと暖かい日も出てきました。あと10日もすると早い所では桜の開花宣言も出ているんでしょうね!
さて株式市場では今月の最大の焦点と見られていた『米国のFOMC』大きなイベントを通過し、確定拠出年金の資産運用を大きく左右する日経平均
株価も3月末の節目に向けて落ち着いた動きが続いているようです。

そして前回も実施した『確定拠出年金セミナー』を好評につき4月1日にも実施致します。
前回は日程が合わずで参加出来なかった皆様『これから始めたいな~』と思っている方も『今年からもう始めてるよ』という一歩踏み出したビギナーにも必見で、制度の概要やメリット、デメリット、自分で作る年金の育て方など、下記のような内容です

ホームページ掲載用セミナー目次(確定拠出年金)

是非ご参加お待ちしております。

前回分から読んで頂ける方はこちらをご覧ください 

3月に入り米国の利上げが焦点となる中、日経平均は膠着状態
そして15日に行われたFOMCで予想通り金利が0.25%上げられ
方向性も示された事で落ち着いた展開で3月決算前相場を迎えそうです。

現況

3月1日(日本時間)にあったトランプ大統領の施政方針演説での評価や10日に発表のあった米国の雇用統計等、日本の株式市場はまさにアメリカの影響で動いていると言っても過言ではない半月となりました。国内では3月のメジャーSQ(第2金曜日)があったぐらいで、国内株式上昇の起爆剤となるような事柄は無く、この期間の東証一部の取引額も少ない状況が続いています。そのような中、決算問題に注目が集まっている東芝が売買代金1位で東証二部落ちしたシャープが2位に来る日もあったぐらいです。3月は上場企業の決算も多く株式の売買も行われやすいのですが、決算数値予測も好調で前年同時期に比べると株価が高騰していることもあり処分売りなども出にくい状況でしょう。

そしてアメリカ経済は若干の上方修正をし「緩やかに拡大している」とのことです、イエレン議長からは「米経済は過去数カ月、まさに想定通りの進展を遂げた」「経済が現在乗っている軌道に一定の自信がある」と、米国景気の先行きに前向きな見方を示しました。ただトランプ政権の大幅減税やインフラ投資などの景気刺激策の影響を見極めるには時期尚早としています。そのトランプ政権も落ち着きを見せて来ており、一言やつぶやきで株価が乱高下するような事は起こりにくくなってきています。日本国内の政治も某小学校建設問題に端を発する一連のつっこみで国会が空転するのではなくもっと大切な事を決めて国内の経済指標が上向き日銀で金利上昇等を検討するような状況が来て欲しいものです。

それでは3月前半の確定拠出年金資産の主要商品の値動きと残高推移を見て下さい。

ideko 確定拠出年金概況表

主要商品の動きと見どころ・・・

日経平均の3月前半の動きは取引が少ないながらも総じて堅調に推移しており国内株式運用商品は日経平均にほぼ連動して小幅上昇となっています。そのような中、国内株式の商品投資ですが『日経225ノーロードオープン』からの資金スイッチングが続いているようです。その内容は大きなイベント直後に資金を動かしている事がうかがわれます。この期間では3/2と3/10を境に50億円以上(3~4%程度)の資金が一日で流出しています。どうやらイベントのリスクを察知してこまめに動かしている人がいてるようです。そうすることにより効率的な資金増加が見込まれます。確定拠出年金で資産を増やすカギはここにあります

昨年から下落傾向が続いていたリート商品の価格低下がここにきて目立ってきました。それは金利上昇の流れが鮮明になってきたことが絡んでいるようで、そうなると今後もその流れは続くことになります。『MHAM J-REITアクティブ ファンド〈DC〉』や『野村世界REITインデックスファンドDC 』の価格が続落しています。ただ古い話になりますが、前回のアメリカ金利が上昇局面を続けていた時(リーマンショック前)にはリート商品も価格上昇を続けていたので今後の巻き返しがあるかも知れません。その期待もあってか価格の下落はあるものの世界REITインデックスファンドは口数の増加に転じているようです。

まとめ

最近の日経平均はアメリカの政策絡みでの上昇相場や円$為替でしか反応しないことに嫌気がさしてか、運用商品も国内物は減少、海外物が増加の傾向にあります。そして日経平均がなかなか2万円を超えずここ3カ月間も停滞ぎみである事から既に高値なのではとの思いや、いつ海外相場の変化に引っ張られて下落するのかという印象が強くなっていることから、元本保証の定期や保険に移しておく動きもみられてきました。今後は欧州で国政選挙が続きます、その流れも見定めながらになるのでしょうか、いずれにしても外需に翻弄されながらの日本株式市場の現状は続きそうです。
アベノミクスが始まったのは5年以上前、次はいつ政府主導型の国内景気対策が力を発揮していくのでしょうか?東京オリンピックに向けての整備や投資で公共工事等が増えてゼネコン関連を始めとした各分野の企業が潤ってくると自然と景気は上向きになると思うのですが・・・

日銀のETF買などの出口戦略もそろそろ出て来ても不思議ではなく、国内株式市況は不安要素を含んだ展開が続くと思われます

私の今年の運用実績は下記のようになっています。確定拠出年金資産の堅実運用で毎年5%の収益を上げていく事を目標としています

 そのような中ですが現在の私の確定拠出年金の投資方針は、まだまだ国内株式中心の投資を続けています。割合で言うと
国内株式7割 海外株式2割 元本保証1割 といったところでしょうか?
NYダウの続伸が続き、年内の利上げペースも今のところゆるやかな方針のようですのでタイミングを見て海外リートへのスイッチングなどを検討してみたいと考えています。

今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、今までに401Kとして企業で実施されている方もこれからイデコとして個人運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。

皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』にチャレンジしてみましょう

それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認して笑ってください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!

この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。

当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。ご応募お待ちしています

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