個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告
4月になりました、年度替わりの季節ですね入学や就職、転勤など新たな生活がスタートする方も多いでしょう。人は第一印象で見られがちです、環境の変わる方はスタートの仕方も大切ですので少し気を使いながらかもしれませんが、新たな自分を出せるように頑張ってください!応援しています
そして社会人になると投資等の話も出てきます、その一番手が確定拠出年金ではないでしょうか?入社式を終え、会社の研修等で説明を聞いた方々も多いのでは? ですが社会人になってまだ間なしで緊張しており、そんな時に説明されている事なんか全てわかる訳ないですよね・・・
大丈夫ですよとりあえずで!
後でいくらでも変更は出来ますから、後々知識をつけていくと興味も沸いてきますし自分の年金は自分で作る時代です、増やしていこうと思うのが人間の本能ですから・・・
そんな方も含め確定拠出年金に興味を持たれている方に聞いて頂きたく『確定拠出年金セミナー』を好評につき実施致します。
前回は日程が合わずで参加出来なかった皆様『これから始めたいな~』と思っている方も『今年からもう始めてるよ』という一歩踏み出したビギナーにも必見で、制度の概要やメリット、デメリット、自分で作る年金の育て方など、下記のような内容です
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さて株式市場では3月後半から日経平均の下落が止まりません、米国の影響を受けていると思いますがNYダウ等と比べても我が国の株式市場が下がり過ぎている感じがしています。欧米の投資家の資金がかなり引いてるのでしょうか?
4月7日からは隣の国という事で日本ではあまり注目されていませんが、初めての米中首脳会談があります。ここでも大きく何かが動くかも知れません注視しておきたいところです! 前回分から読んで頂ける方はこちらをご覧ください
3月後半は米国の利上げが発表され方向性も示された事で
落ち着いた展開かと思われましたが、その後のトランプ大統領の
政策がなかなか通らないなど、先行き不安も懸念されるようになり
株は嫌気売りに押される展開となっています
しかし、3月末の決算日はなぜ毎年株が下がるのでしょうか?
現況
NYダウは、2016年10月中旬から、米経済指標の持ち直しや、原油価格の上昇を受け堅調に推移してきました。米大統領選挙の影響もあり前後は米国を含め日本や欧州の株価も下げ基調でしたが、トランプ政権誕生後も米国がいち早く切り返した事で世界の株価は上昇基調に突入しました。その後はトランポノミクスにのり11月中に19000ドル台そして今年の1月にはトランプ大統領への期待と指先介入が問題となる中20,000$台目前で足踏みするもNYダウは1月25日に史上初めて20000ドル台へ上昇しました。その後も史上最高値を更新していき2月末のトランプ大統領の議会演説も好感を受け3月1日に21000ドル台へ上昇しました。最近はトランプ政権の政策実現可能性にやや懸念が広がり、20000ドル台で足踏みとなっています。
しかし米財務長官は、税制改正に向けた強い意欲を示しており、1兆ドルのインフラ投資計画の具体的なスケジュールや財源、法人税減税、中間層に対する税控除に関する具体的な内容は5月に発表される予定であることから、米国株式市場は引き続き「米国の成長率が加速する」とのストーリーを前提に概ね堅調に推移しています。米国の実体経済は雇用増加による底堅い個人消費、住宅投資の回復を背景に堅調な成長が続くと見込まれていますます。
日本の株式市場に目を移すと3月中間までは欧米の株高や、FOMCでの利上げ観測による円安効果、企業収益の上振れ期待から株価は堅調に推移したものの、その後の材料出尽くしから日経平均株価はダラダラと下げる展開が続いていました。大きく下げる事がなかったことから反発するほどの要因もなく、国会では森友学園問題が取沙汰されるなど政治的リスクが懸念されるばかりで株価の上昇は難しい状況となりました。そのような中月末はなんとか19,000円台を維持したものの4月の初旬は大きく下落する局面が出てくるなど欧米市況に比べると調整が長引くかも知れません。
このようにここ数カ月間大きな下げもなく上げてきたNYダウですが、さすがに調整局面の雰囲気が出て来ており、つられて日経平均も続落するなど、投資家の売りが売りを呼ぶ展開にならなければと懸念される状況です。
それでは3月の確定拠出年金資産の主要商品の値動きと残高推移を見て下さい。
主要商品の動きと見どころ・・・
日経平均は月の真ん中に掛けて上げたものを後半にかけて食い潰す展開で推移しました、国内株式運用商品は日経平均にほぼ連動して小幅の下落となっていますが資金の流入は続いているようです。国内株式の商品投資ですが『日経225ノーロードオープン』から前半資金がスイッチングされ資産額が減少していましたが3月20日を過ぎたあたりから70億円近い流入があり月末にかけても増加が続いていました。やはり3月中旬のFOMC等の難所がほぼ想定通り内で通過したからでしょうか?それとも欧米に比べて日経平均19,000円台に割安感を感じての買なのでしょうか? 前回も記載しましたがいずれにしてもこまめに資金を動かしている人がいるようです。そうすることにより効率的な資金増加が見込まれますので!
3月の投資状況ですが国内株式よりも海外株式に確定拠出年金の資金は向かっているようです。日本の株式ファンドは価格の影響分を差し引きしても1%に満たない増加率となっていますが海外株式の『三菱UFJDC新興国株式インデックスフ』等は5%に近い上昇率となっており世界リート等も合わせると海外資産への投資意欲がうかがえます。
次に債券ファンドに目を移すと株価は現在高い局面にあると思われてか、国内海外ともに堅調に増加する展開となっているようです。あと海外の北朝鮮やシリア問題などテロ関連もあり国際政治リスクも心配になってきていることから、リスクの少ない資産、純金ファンドへと資金も向いているようです。
まとめ
最近の日経平均は海外投資家の移行がかなり色濃く出ており、円$為替でしか反応しないようになっています。国内を見ても現状では株価を下支えするような要因もなく、記載の通りダラダラと下げたものが反発する力もない事から今後もしばらくは海外相場と為替の影響を受けながらとなるでしょう、運用商品についてもどちらかというと国内物より海外物の方が増加している傾向にあります。皆さんの投資商品選択も動かしにくい状態が続いているのではないでしょうか? 4月中旬以降にはフランスでの大統領選挙もあり昨年のイギリスのような事は無いにしても株価は若干の影響を受ける可能性もあります、そして4月末を目途に企業の2017年3月期の決算も開示される事から業績の良し悪し等とともに時期の目標数値等をどのように見ているか等に注視したいものです。
4月以降は住宅ローンの十年以上金利の水準が引き上げられるようです、そもそも2~3月は住宅購入や資金借換の時期でもあり低く設定されていたと新聞等で紹介されていましたが、それが本当であれば日銀のETF買などの出口戦略もそろそろ出て来ても不思議ではありませんよね!
私の今年の運用実績は下記のようになっています。
そのような中ですが現在の私の確定拠出年金の投資方針は『少し不安が出て来ています』としました、その為国内株式中心の運用から元本保証商品に一部スイッチングしております。アメリカの経済指標などは良いものの、中米首脳会談やフランスの選挙、国外のテロ、紛争問題に不透明感があると思いましたので・・・割合は 国内株式5割 海外株式2割 元本保証3割 といったところでしょうか?
今年の運用収益のプラス分が消えてしまいましたが、今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、401Kとして企業で実施している方もこれからイデコとして個人運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。
皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』にチャレンジしてみましょう
それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認して笑ってください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!
この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。
当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。ご応募お待ちしています
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