個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告
GWも過ぎ季節も進み、すっかり夏モードになってきましたね!
最近は過ごしやすい季節(爽やかな季節)が短くなったような気がするんですが、どう感じていますか?6月に入ると気温も上がってくる上にジメジメとした時期に入りますので、皆さん体調管理には十分気を付けて下さい。
ところで皆さんに朗報です、この度SBI証券のiDeCoが新料金体系に生まれ変わるようです!
なんと、これまで掛かっていた運営管理機関の手数料が、加入時・移換時はモチロン、毎月の口座管理手数料も掛からなくなります。しかもこれから口座開設される方だけでなく、すでに始められている方も新たな「手数料0円」が適用されるようです。
これまでは残高(50万円以上)が多くある人は掛からなくなっていましたが、全てで適用ということですので実質SBI証券に払うものはなくなるという事です。(国民基金連合会・事務委託手数料の最低金額は掛かります)最近は銀行系の運営管理機関がキャンペーンで当初期間は手数料無料というのがありましたから、これらへの対抗措置と思われますが、加入者にとってみれば競争で安くなることはありがたいかぎりですね!
それでは5月前半の動向ですが (前回分から読んで頂ける方はこちらをご覧ください)
4月中旬以降ようやく株式市況が回復してきましたがその流れを受けて今月前半は急激な上げでした、やはりフランス大統領選挙が絡んでいたようです。
4月17日の安値18,224円からGWを挟んで20,000円目前まで1,700円以上上げてきました。4月中旬ごろに安全資産にスイッチングした方は上昇機会を逃したかもしれませんね!ちょうどその頃は様々なリスクを出してきてまだまだ下げそうな勢いでアナリストが煽ってましたから?(いつもそうですけどね・・・)
ただそういってもリスクが無くなった訳ではありません、アメリカの政治的な混乱は続いていますし北朝鮮を始めとした地政学リスクがまだくすぶっており今後も少しのきっかけで大きく動く事があるのではと証券市場では警戒されているようです。
株式等の動きは様々な要因で動くので先の事は申せませんが、私は原因が憶測の範囲で動くものは確定拠出年金のような長期投資では時間をかければ、それ程の影響はないと思っています。ですので日経平均が1週間で1割程度下がったような時でもあせらずに考えた投資をしてください。ただそれの見極めが大切になってくるんですが・・・
現況
5月前半の東京株式市場は、4月に取り戻した日経平均の上昇分にさらに上乗せする動きが見られ日経平均20,000円突破も時間の問題と思われましたが、3月の下落傾向からの急激な回復の戻り売りや利益確定におされて10日以降は上値の重い展開となりました。更に15日の週にはトランプ政権での経済政策の期待感が薄れるとの観測もあり米国株式が下落した事で日本市場も大きく影響を受ける展開となりました。今後についても円高が進んでいる事や戻りが急だった事もありしばらくは軟調な展開が続くとも考えられます。
米国市場は日本市場とが下げている海田も比較的高値圏での推移となっていたことから、6月のFOMCでの利上げがどうなるかによって、波乱の展開を迎える可能性もあるようです。
5月前半の確定拠出年金資産の主要商品の値動きと残高推移
主要商品の動きと見どころ・・・
上記資料では4月は3月に比べて各ファンド資産が少しだけ上昇したようになっていますが、内訳は4月前半が下落、後半に全て戻す展開でした。その影響もあり4/15日に上記3行目の『三井住友バリュー株式年金ファンド』に100万円分スイッチングして5/15に定期預金に戻した場合は108万3,000円に増えている計算となり15~15日の1ヵ月では8.3%と大きく増加していました。この期間日本株式を対象とした商品での運用は結構良い運用収益を上げていたと思われます。
資料の見方のおさらいなんですが基準価格というのはそのファンドの価格を表し月基率がそのファンドの価格の上昇下落を率で示しています。同じように純資産額はそのファンドの資産の全体金額を表し月額率で資産が増えたのか減ったのかを表しています。当然基準価格が上昇すると純資産額は上昇するんですが、そうならない場合もあります。『日経225ノーロードオープン』がそのような動きをしていますね!基準価格はかなりの上昇をしているのですが純資産額がかなりの減少になっています。そのファンドに投資されている皆さんが、そろそろ日本株式も上がりきったと思い資産を移している可能性もあります。投資されている方は思惑通り儲けているのでしょうか?
皆さんも確定拠出年金資産が株式市況とどのように連動するかを知った上で投資をすると資産増加のチャンスも増えてくると思いますよ。
5月に入ってからの商品投資で成績が良かったものは国内株式が『フィデリティ・日本成長株・ファンド』海外物が『三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド』です、このように似たような投資対象の銘柄によっても投資対象の内容が他と比べ好調な所を使っていれば数パーセントの差は出てきますので、皆さんも慣れてきたら商品選定の際にこの辺りも見ていくのが良いのかもしれませんね!
SBI証券の場合、加入者サイトの運用商品一覧から該当商品をクリックしてもらい市況レポートを見て頂ければいつでも確認出来ますのでお時間ある時にでも見ておいて下さい。
今の日本株式市場に最も大きな要因は与えるのは現在は『円高/円安の為替です』が5月に入りその動きが少し大きくなっていますので、今後の主要な金融関連の予定には注意をしておきたいところです。
まとめ
確定拠出年金は長期間運用を基本にする事が大切です。今回のように小刻みな周期で株価の上昇下落を繰り返す場合がありますが、一定期間を見てみるとそれ程の変動はなく時間の経過とともに少しずつ右肩上がりになっている場合が多くあります。少しの下落で資産をスイッチングしていれば、その次に来る上昇時に乗り遅れる事もあります。世界的なリスクが発生しているときは別ですが、そうではなければ状況をよく見て、今のリスクは時限的なものなのか?それとも先が見えないのかで判断していくのが得策なような気がします。
心理的に下げた時には売りたくなります!ですが自身の年金資産への投資許容度や将来の時間とそれに対応しどれだけの運用利率を上げていけば良いかを知っておくだけで焦ることなく。長期間の資産運用が出来ると思います。そのような確定拠出年金の相談を是非事務所に聞きに来てください。
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今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、今までに401Kとして企業で実施されている方もこれからイデコとして個人運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。
因みにその目標達成で20年間平均5%運用でいくと毎月2万円の積立で480万円が300万円以上の運用収益を上げる事になります。
皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』にチャレンジしてみましょう
それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認してください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!
この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。
当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。ご応募お待ちしています
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