個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の状況報告社員のマネープランを支え従業員の経営者の見方としてお使い下さい

6月に入りました、今月が終われば今年の半分が終わりです。年初に立てた目標は進んでいますか?仕事のこと、遊びの事、ダイエットのこと(笑)私はあまり進んでいません。今月からは少し気合を入れるとともに心を入れ替えて進めなくては・・・

先日、今年入社したという新入社員の方から質問を受けました!

『確定拠出年金は何を選んでおけばいいですか?』

入社後間もない研修期間に説明を受けたのですがよく分からなかったとの事でした。
そらぁ~そうですよね! 投資に興味があるならまだしもない人からしてみたら急に『自分の退職金を運用するだの』、『日経平均に連動するのがこれだの』初めての言葉は出て来るは説明は難しいはで理解出来ないのが普通です。
しかもまだ慣れていない環境で仕事仲間もいて、こんなこと聞いたら恥ずかしいのではと思う気持ちもあり、さらっと流してしまったようです、仕方がないですね!

そして私からは『心配しないでください、初めは残高も少ないのでなんでも良いですよ』とお伝えしておきました。そうしながら運用商品の特徴を掴んでいけばいいのです、自分の資金を投資するのですから興味さえ持てば難しい事は判らなくても理解は出来ていきます。その段階を私がフォローしていけば良い事です。
説明を難しくきちんとする方もいますが、ゆっくりと後々判って行けばいい事ですから・・・

そして、確定拠出年金セミナーのご案内をさせて頂くと興味を持ってもらい友人達と一緒に参加してくれることになり、知らない事で損しないように簡単に判り易く説明させて頂きました。

皆さんも何か疑問が湧いてきたらいつでも参加して下さいね!絶対に増やせるとは言えませんが、増やせるように貴方の疑問を解消していきますのでお任せください。そんな確定拠出年金セミナーの次回開催が決まりました。平成29年6月24(土)午前10時30分~です、下記に記載していますので誘い合ってご参加ください。

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そして今月は女性のお仲間で申し込んでくれたグループ開催も実施致します。
皆さんもお友達で気兼ねなくグループでワイワイ楽しく、じっくりと話を聞きたいと思われている方は是非ご相談下さいね! 勿論場所も提供しますので・・・因みに内容は確定拠出年金だけでなくお金の事であればなんなりとOKですので、一例はこちらから見て下さいね   詳細の一例は ☞ 詳しくはこちら

ホームページ掲載用セミナー目次(確定拠出年金)

是非ご参加・お申込みお待ちしております。

 

それでは5月の動向ですが (前回分から読んで頂ける方はこちらをご覧ください)

世界の株式市況はしばらく続いていたリスクから解放され大幅に戻した4月の流れをそのままに受けスタートしましたが、GW明けからはトランプ大統領をめぐる様々な憶測や地政学リスク等がくすぶるなどし小幅な下げが続く展開となりました。
日経平均は何度も20,000円の大台にチャレンジしながら利益確定売りや、機関投資家の思惑絡みの調整が月末まで続きました、よほど2万円の大台に乗せたくない人が頑張っていたのかもしれませんね(笑)

しかし最近は円高基調になっていても株式市況はなんとか踏ん張っている状況が続いています、事実5月は月内に2円ほど円高に振れていますが、日経平均はそこそこ持ちこたえていました。今年の3月決算で開示された決算短信の記載内容でも海外の円$相場を105円辺りで設定する会社が増えて来ており、円高リスクに備える準備が整いつつあるのかも知れません、今後の輸出業者にも期待したい所です。

現況

5月の東京株式市場は、先月の上げ基調を受けて前半は順調に推移していましたが海外の下げ要因を受け小幅ながら低迷する動きになりました。国内要因としては下げ理由が少なかったのですが、そこは日本市場らしく米国に引っ張られる特徴が出たという事でしょう、外国人投資家の売りに振り回されながら月末まで迎えたという感じでしょうか? 月末の最終週まで日経平均20,000円の大台に乗せないようにする動きがあるのだなと考えてしまいました。それが6月に入ってからの大幅続伸につながったのかも知れません?抑えられていたものが一気に吹き上がったように見えます。

ですがここで安心してはいけません、昨晩に発表されたアメリカの雇用統計も予想を下回り、それ以外でも影響を受けそうな経済指標も出てきます。今月のFOMCで織り込み済みと言われるアメリカの利上げですが、そこを境に難しい動きを示す出す可能性もあり気が抜けない状況が続くと思われます。
というと何か脅しのように取られがちですが、昨年も一昨年も6月は国内市場は下げており日経平均20,000円の達成感から利益確定売りが出やすくなる事も考えられます。

5月の確定拠出年金資産の主要商品の値動きと残高推移

ideco 確定拠出年金概況表

主要商品の動きと見どころ・・・

確定拠出年金の個別資産で見ても運用商品の5月上昇分は前半に限られており一部の国内株式を除くと15日以降は小幅下落が続く展開で推移しました。今月の運用商品ごとの主な動きとしては国内株式物から定期預金等の元本確保型や『三菱UFJ純金ファンド』に移す動きが出ていました。あと最近の円高基調はあるものの米国との金利差狙いの円安期待で海外株式、債券への動きもみられています。大きく減少したのは今月も『日経225ノーロードオープン』で今年に入り230億円弱、15%程度の資産減少が続いています。

そのような中、国内株式のアクティブファンドは良好な運用成績を続けています。あと日経平均の高値どまりからリスクオフで『三菱UFJ国内債券インデックスファンド』『三菱UFJ純金ファンド』が人気を集めているようです。今月は昨年の米国大統領選挙を挟んでから5月末までのトランプ相場を含んだ株式市場で確定拠出年金運用商品がどのような値動きをしているかを比較形式でグラフにしてみました。ここ半年は株式市場は好調な期間が続いていました・・・流れにうまく乗れていればこんなに上げていたんですね!!
今後もこの動きは続いていくのでしょうか
?それともそろそろ下落の動きが出て来るのでしょうか?

上手く流れに乗れれば上げる時は資産を増やすことが出来ます

まとめ

SBI証券が扱う確定拠出年金の運用商品は現在50以上ありますがそれらにもいろいろな特徴があります。
上のグラフ推移では『三菱UFJ純金ファンド』低位ながら安定して上昇しています。しかしアメリカ大統領選挙当日で下げた時には上記3商品とも11,000~12,000円の基準価格だったものが『日経225ノーロードオープン』は13,427円に18%程の上昇、『三菱UFJDC新興国株式インデックス』は14,800円に24%程の上昇となりました、安定成長を期待しリスクをあまり取らないのか、リスクをとり年金資産を増やしていくのかはあなた次第ですがこれらを決めていくにも将来の年金資産をどのくらいに成長させたいかを考えていく必要があります。

一例ですが・・・毎月15,000円の積立でも30年間という時間があれば元本540万円は3%の運用収益でも856万円を超えます。老後資金を1,000万円貯めようと思えばこの程度でいいのです。あまり無理してリスクのある高利回り運用を続ける必要はないのです。リスクがあるという事は、上のグラフように地政学リスク等があった場合は減るという事ですので・・・その時『純金ファンド』にはあまり変動ないですよね、定期預金にしておけば完全に守られます。

商品の特徴を知る、今はどのような経済環境で株式市況等にどのような影響が出ているのかを知る事で十分目標を達成できる数字です。それらを当事務所の確定拠出年金セミナーではご説明しています。是非聞きに来てください。冒頭に書いた新入社員くんにも説明しわかってもらえたと思います。

因みに上記で書いた1,000万円に856万円では144万円届いていません、その分は年収500万円以上の方であれば所得税と住民税の控除額である程度戻ってきます。

私の今年の運用実績は下記のようになっています。

確定拠出年金資産の堅実運用で毎年5%の収益を上げていく事を目標としています

今年は資産運用率5%を目標に頑張って行きますので、今までに401Kとして企業で実施されている方もこれからイデコとして個人運用を始めようと思われている方も、自身の資産増加に向けて世間の読みはどのように向かっているのか等をご確認ください。

皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』にチャレンジしてみましょう

それではこのシリーズの次回版も見て、どのような展開になっていくのかを確認してください、私も気楽に楽しみながら老後資産を運用していきます!!

この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。

当事務所では2017年1月から加入枠が大幅に拡大された個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)を身近に感じて頂き有利に老後資金の準備が出来るような下記セミナーを実施しています。ご応募お待ちしています

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