2017年個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)の年間総集編時間を味方につけたお金の貯め方

個人型確定拠出年金の加入枠が大幅に拡大されて1年間!
皆さんの資産残高は如何でしたか?

2017年も株価は良く上がりましたね!日経平均残高だけで判断は出来ませんが前年末残高が19,114円でしたから1年間では22,764円まで3,650円(19.1%)上昇しました。これで日経平均の上昇は2012年から6年連続になります。ちょうど年末にアベノミクスが始まった年からですね!皆さんもこの期間には確定拠出年金の残高をかなり増やしているでしょう?

2012年総選挙の前月(11月)末の日経平均は今では『低っ』と考えてしまいますが9,446円でした。価格は2.4倍以上です・・・全部日経平均連動の運用商品に入れておき何も見直さなければそんなに増えていたんですね・・・そんな方も沢山いらっしゃるんではないですか?私もそのままではございませんがそれなりに増やす事が出来ました。

今日はそんなに老後資産を増やせる可能性のある確定拠出年金の『2017年』をデータで振り替えてみたいと思います。もう2018年が始まって一月近くが経っていますが世界の株価は絶好調です。今日現在で日経平均株価は前年度残高から既に5%ほど上げています。この波に乗って老後資金を増やして行く為にも、それでは確定拠出年金の1年のデータふり返りをご確認下さい

 

まずはどれだけ株式市場が上がったのかを主要指標から見てみましょう

これだけは押さえましょうそれにしても米国のNYダウ(赤線)は大きな下げも殆どなく安定した右肩上がりです、年間を通して24.7%上昇しています。
日経平均は抑えられていたのか、地政学リスクが落ち着いた秋口から政治安定も手伝っての上げが凄かったですね・・・
一時期はNYダウを突き抜ける勢いだったんですが、11月以降は少し失速感も出ていましたが、2018年の年明けからも勢いづいています!誰かが操作しているような上げ方です、そして最近は為替の影響を受けなくなってきていますね!

この期間で最も円安に振れていたのが2017年の大発会の日ですから、単純に終値だけで見れば米ドル換算の日経平均は2016年12月29日が19,114円で116.63円=163.88$ 2017年12月29月が22,764円で112.67円=202.05$ですから23.1%も上昇した事になります。日経平均ですと19.1%の上昇ですから、米国ダウ同様好景気に支えられて海外投資家からみればまだ割安なのかもしれませんね・・・それを証拠に年明けも一月足らずで5%超上げてますもんね・・・

さて指標をざっくりと振り返った所で次は運用商品毎の状況を見てみましょう。皆さんはどのようなポートフォリオを組んでいますか?まず初めに投資商品の区分を見てみましょう。

イデコの運用は商品選びで決まります

さてどの区分が最も上昇していたのでしょうか?

ここからはSBI証券で取り扱う運用商品で比較的残高の多い商品を独自に集計したものになりますが2017年に最も運用益が高かったのは日本株式型と呼ばれるセクターになります。その中でもアクティブ型は30%を超えるものもありました『フィデリティ・日本成長株・ファンド』です。その他も概ね上げていて平均的に見ても27%程になります。そしてベンチマーク(日経平均)等に連動すると言われるインデックス(パッシブ)型でも平均で20%を超えています。そらぁ日経平均が19.1%の上昇ですからそこを拠点として運用している商品はそれぐらい伸びますよね・・・
昨年の今頃に『2017年がこんなに好調な事』が判っていたら全部の資産を日本株式型にスイッチングしたんですが、そうした場合100万円の資産残高の人でも20万円以上増えているんですね。これは定期預金等の元本保証資産の方が『持たないリスク』に感じてしまいますね? いやいや上がった時だから言える事です、下げ局面ではきっちりと保全資産に移して安心しておくようにしないとダメですよ!

それでは商品毎の推移を見てみましょう

ideco 確定拠出年金概況表

上記区分でいいますと国内リート以外は全て上昇しています。
これを見ると国内株式、海外株式の上昇が目につきます。海外株式では先進国よりブリックスや新興国が価格を上げていますね、純資産額も増加していますのでそろそろ皆さんが確定拠出年金に慣れてきた頃なんでしょうか?
IPO投資での戦略はどうしていますか
CM等も始まり注目度が上がった事で定期預金では増えない事が判ったのかもしれませんね。
国内株式では高いリターンを求めてアクティブへの流れが強くなっているようです。まだ新しいものですので一概には言えませんが『ひふみ年金』のように上昇率も40%を超え純資産残高も23倍以上になるような銘柄もあります。注目度は確実に上がっているんですがこれでもまだ最も多い残高は定期預金なんですよね~

定拠出年金を上手に運用するには上記の商品にタイミングよく投資する事が大切です。株式商品ばかりであれば株式上昇局面では高い運用リターンから資産を増やせますが、下落局面では資産の減少になります。ですが最も左下の定期預金では現在の金利安から資産を増やすことは出来ません。そこで大切なのが「資産配分」と「スイッチング」の考え方を押えておくという点です、興味のない人も含めてそのあたりの正しい知識をお伝えし投資スタイルを変えていきたい所です。

今年私のセミナーを受けてくれた方の中には以前リーマンショックの時にかなりマイナスになり定期預金に変えてから動かすのを辞めましたと言われる方もいらっしゃいましたが今では十分に資産を増やす運用にチャレンジされています

因みにこの一年で最も上昇率が高かったのが赤字にしていますが『ひふみ年金』です。なんと44%超も上がっています。
さて今年はどんな商品が上がるんでしょうか?最後に私の予想をお伝えしていますのでお見逃しなく
見極めが大切ですが確定拠出年金の資産を大きく増やしていくには何かあった時に株価が落ちている時がチャンスなのかもしれませんね?

数値の羅列ではわかり難いのでグラフも見ておきましょう。上記の中でも資産残高が多い商品と日経平均、NYダウを比較してみました。昨年末(2016年12月)の終値を1.000としたときの推移です。1.200は20%アップになり月末及び15日の数値を基準に最も右が2017年12月末です。30%超の上位3商品に投資していた人はお目が高いですね。今年はどれになるでしょうか?

商品の選択によって大きく自身の資産が変わってきますこのように今年は殆どの商品で右肩上がりなんですね!これなら皆さん儲かっているはずです。

ですが純金ファンドは不景気になっても強いからと言って何もせずに置いていたらどうでしょうか?この中で最も上昇したとみられる『シュローダーBRICs株式ファンド』とは1年後には25%以上の差が開いています。皆さんもどのような時にどのような上がり方をしていくのか等、自分の考えている運用商品の特徴を押えておいてください。
それによって株式投資との対比や動き方等が身についていくと思いますよ・・・

因みに私は10%超の上昇を達成しましたが低い方だったんでしょうね・・・ですが目標を達成して減らさない投資が一番ですから・・・コツコツと運用していきます。  それに賛同される方は当事務所のサポートをご検討下さい

内容としては貴方の判らない事を個別に確認でき、貴方に最も適したプランを一緒に考えていくようにしています。さらに必要であればその後の効果をチェックする、具体的に言うと『運用の方針をお伺いし1年後の目標設定とその運用結果まで(PDCA)を回しながら説明する』お手伝いを実施致しております

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因みに私もご説明する同じやり方で『PDCA』を回しています、その運用実績の2017年末は以下になっています。

確定拠出年金で資産を構築にチャレンジ今年は資産運用率5%を目標にしてきましたが・・・ 9月に無事達成出来、その後10%も超えてきました!
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皆さんも『自分で作る、自分の為の年金制度』にチャレンジしてみましょう

2017年のまとめ年金に疑問を感じている貴方?

前年の米国大統領選挙の結果を受けて始まった2017年でしたが、1月のトランプ大統領就任、安倍首相とのトップゴルフ外交等をこなしながら大きな事もなく過ぎていきましたが、4月に入るとトランプ大統領が世界各国の首脳と対談していく中、各地でのテロや地政学リスクで株価は上下に揺らされ停滞期がありました。しかしそんな中でもその影響より世界経済の回復の方が強いのか日本も米国も株価はじりじりと上げていきました。

一方国内の政治では大臣クラスの辞任やモリ・加計問題等も重なり小池知事による都民ファースト旋風が吹き荒れ政治は不安定な局面と囁かれていきました。そんな中リーク合戦かと思えるような政治家の不倫や不祥事(どうでも良いような事もありましたが)が問題視される事が続いた頃に絶妙なタイミングによる安倍首相の解散総選挙です!失言や様々な出来事があったものの自民党の圧勝で幕を閉じ政治的な安定も取り戻された事が確認され、世界経済に後れを取っていた日経平均が大きく買われる事になります。

どうですか後から振り返ると、なぜあの時に株式運用に変えておかなかったのだろうか?と考えれる局面もあったと思います。
ですがその時々ではどのように判断するのかも悩んでしまいますもんね、やれ地政学リスクだと言われても初めて聞く言葉で戦争になったらどうなるんだろうと思うと動けません。本当にタイミングなんですよ、ですから全ての資産を移してはいけません。株式運用商品においてたら100万円が120万円以上になるとかの表現をしてしまっている事が私もよくありますがそれは結果です。違う方向に行く事もよくあります、そんな時にどうするかです。間違えだと認めてすぐにリスクが避けられる行動をするのか?それともこれはすぐに収まると覚悟を決めて持ち続けるのかです。それが見極めれる目を養っていきましょう。誰でも間違えます100発100中はほぼありません。それで良いんです、時間さえあればまだまだ運用するチャンスがあるんですから。

日経平均株価は上下を繰り返します

上のグラフは確定拠出年金が出来た時(2001年10月~)からの日経平均株価(緑色)の推移です、そして赤の線はそれを毎月月末に同額で日経平均株価に分散投資した時の平均購入単価です。元々確定拠出年金は分散投資という制度が備えられています。時間分散と商品分散です。せっかくそのように出来ている制度を一つにまとめるような事をする事はやめましょう。全て株式投資に一括で振り替えて放っておくことはやめた方が無難です。

なぜか?それは確定拠出年金自体がそのような制度ではないからです。その制度の事を詳しく知りましょう。押えておきたいのは確定拠出年金の仕組み、分散投資等の簡単な知識、世界の市場と経済との結びつき、あとはリスクの取り方と回避の仕方です。

確定拠出年金の説明をする時に手数料の事を大きく取り上げて、細かくこの商品の手数料はいくらぐらいですと言いますが実際商品への投資を始めてそれが気になる事はまずありません、そらぁ知っている事に越したことはありませんが・・・
後からその手数料の請求が来るわけでもなく、運用している資金(投資商品)から引かれるだけですのであまり問題にする事ではないと私は思います。そんなことよりもどのような株式を選んで運用しているのか、過去の実績がどうだったのか、選定上位の会社がどのような所で今後どのようになっていくのか等を考えていく方が私は投資家気分で自身の年金を準備するのにもやりがいがあると感じています。なので細かい事は置いといて私は資産を育てる為に必要と思う事をお伝えします。というような事を考えながら2018年も確定拠出年金のセミナーを実施していき皆さんにブログで有意義と思われる情報を届けていく事にしたいと思います。

ご興味のある方、私の確定拠出年金の考え方に賛同頂ける方は是非このブログを除いて下さい。良ければセミナーにご参加下さい。お待ちしています。

それでは最後に今年2018年はどんな年なのか?
どの資産で運用する事が良いのか?を今の考えで予想しておきたいと思います。 

私は何年かに一度はリーマンショックのような事があると考えています。指標的にはそろそろ買われ過ぎという人もいるようになってきました。ではそろそろ暴落の危機が来ているのでしょうか?

今のところまだそれはないのではと考えています。アメリカの政治不安やイギリスのEU離脱の影響も軽微なのではと最近の世界経済は強いです。一方国内も東京オリンピックが迫っておりインフラ整備やAI等の投資も勢いづいていくでしょう。外国人観光客も更に増えると言われています、今の所景気が悪くなる理由を挙げる方が難しいでしょう。
ですが負の出来事は予想がつきません、現状では燻ってはいるもののテロのリスクもあります、そして昨年の小池さんのように世間の期待はすぐに変わることもあります。現在安定の国内政治も半年後にはどうなっているのか判りませんし米国の大統領がどんな状態になっているかも判りません

長くなってしまいましたがそんな判らない事は置いといて2018年の予測です。

まずはどのくらい増やしたいかの目標を決めて下さい。運用益5%でも残高300万円を320万円にするでも何でも構いません。そしてそれを覚えておくようにしてください、そしてその節目を決めて下さい。300万円が310万円になったら等です。その節目で必ず見直しましょう。ポイントはその時々での各市場動向と経済と政治動向とリスクです。それだけを気にしていきましょう。そうなって来ると何が投資対象になるかが見えてきます。私は運用収益を5%の目標にしていますので

2018年の運用商品は国内株式型が良いのではと考えます。

記載していますが日本の株式は6年連続でプラスです、そろそろマイナスもある頃でしょう、ですがそれは判りません。
今年に入っての国内株式市況は為替の影響を受けにくくなってきています、AIや自動運転など日本が活躍出来そうな場が整ってきています。オリンピック開催の整備に加えその後の万博も良い流れが日本に向いてきそうです。そのような理由から私は今年国内株式型の商品の運用比率を増やして行こうと考えています。後はタイミングです、日本株式も1月は結構上げています、どこかで下げが来るのではと考えています、でもそこまで下げが続く要因が少ない事から年明けの株価を切るぐらい(22,500円)が買い時ではと考えています。

最近は米国の方が上げのピッチが速くなっていますが、米国のドル安容認の方向性もあり若干不安定になるかもしれません、株式市況は上げのピッチが速すぎるような気がします、トランプ大統領による施策も行き詰まり感が出る可能性があると思います。そんな事を考えると今年は国内もの中心でと私は考えています。ですが冒頭に書いたように目標を持って進み、節目の金額の通過を見ながら考えていきます。節目というのは勿論上ではなく下もあるという事を考えながらです。

将来的な事はわかりませんのであしからずご了承ください(笑)

皆さんも確定拠出年金で自分の老後資金を作ってください。投資にはリスクはつきものですが国が与えてくれた優遇制度を知って上手く使えば、ほぼリスクは回避出来ます、因みに資産を増やしていく原則があります。

タイミングを見極める

確定拠出年金は税制メリットを物凄くいかせれる今一番お得な老後資金貯蓄制度です。皆さんも考え方次第で『安全も取れる』『メリットも取れる』『自身で運用で増やせれる』『投資の知識もつけれる』確定拠出年金制度にチャレンジしてください。

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当事務所ではそのような皆さんの確定拠出年金資産を増やしていく事を目標に下記セミナーを開催しています。

是非ご参加し制度の事自体に詳しくなり楽しい老後を迎える為の準備をしていきましょう。

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ご参加お待ちしております。

個人型確定拠出年金(イデコ)の加入枠が拡大されて1年経ちました
何もせずに放置したままにしている人とそうでない人の差は大きく開いてきています。ですが今後このまま上昇し続ける事はありません、今から始めても良い時期はまた必ず来て資産を増やしていけると思います。その時の為に確定拠出年金の制度をよく理解し自身で増やしていく知識をつけておきましょう。『
まだまだ老後の事なんて』という方もいると思いますが、時間を味方につけるという事は老後資金を準備していく上で最も有利に進められる要因になります。どの年代でも早いという事はありませんので勉強してみましょう。貴方に有利な資金の貯め方をご説明させて頂きます。確定拠出年金はその特性を理解する事で本当にリスクの少ない資金運用になります。
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この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します