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個人型確定拠出年金「iDeCo」(イデコ)確定拠出年金の資産が減るとこうなります

2018年の商品商品の成果と投資残高の推移はどうだった?

このブログを読めば1年間のSBI証券で扱う運用商品の推移が判ります!

2019年がスタートして2周が終わりました!今日は昨年(2018年)の確定拠出年金の商品別の推移とそれに大きな影響を与える株式市場(日経平均、NYダウ)の動向を共に見ていきましょう。
2018年にイデコや401Kで老後資金の運用をされていた皆さんが、どんな商品に投資されていて、その商品がどのように動いたかが見えてきます。

それにしても12月の下げはキツかったですね~

年末年始を挟んで株式市場はまだ不安定な展開が続いています拠出金の含み益が一気になくなった~
という方も多いのではないでしょうか?

2018年の9月まではなんとか下限が21,000円上限が23,000円ぐらいまでのボックス圏内で保っていたんですが・・・
そこからは世界経済の減速と米中貿易摩擦の激化からどんどんと下降する展開になりました。良い波に乗れると資産を増やせ心にも余裕が出来るんですが、それが逆になってしまうと株価下落に乗じてスイッチングしてまたマイナスになるという悪循環の流れで資産を減らした方も多かった事でしょう。もともとNYダウはアメリカ経済以上に上がっていると言われていましたので、落ち方が酷かったのもうなずけるのですが・・・
まぁ投資なので自己責任として仕方が無いとは思うのですがやはり見ていると嫌になってしまいますよね~

それではSBI証券のイデコで扱っている投資商品(比較的純資産額の多いもの)の
2018年の推移を日経平均やNYダウと合わせて見てみましょう
2018年401K商品の運用成果は

資料の見方=前年の12月末を(1.000=100%)とした増減率にてグラフ推移を表示しています。
例えば
ブルー線フィデリティ・日本成長株・ファントば2017年12月末の基準単価が25,375円で2018年12月末が19,263円まで下落しています。 よって19,263÷25,375で0.759ということで、(24.1%下落)したということになります。2018年は1月を最後にプラス圏内になることはありませんでした。

日経平均、NYダウは別にして8商品の中で1.000(前年対比100%)を超えたのは1つだけ(三菱UFJ国内債券インデックスファンド=国内債券型)でした、7商品が基準値を下回っています。特に国内株式をアクティブ系に運用している運用商品は概ね下げがきつかったようです。やはり株式運用はパッシブ(インデックス)型の方が無難なのかもしれませんね!動きも日経平均に連動するので初心者でも判り易いと思いますし?

因みに各運用商品の詳細と順位は以下になっています。前年のデータ(基準価格の上昇率・規模の増加率)も掲載しています。

ideco 確定拠出年金概況表

厳しい結果ですね1位が1.008で0.8%しか上がっていないのですから

下がり始めると難しいですよね、資産を減らさないよう元本保証にしておいても減少した分は戻りませんし、上昇局面ではもっと上がるんでは無いかと思って欲が出てしまいますから、なかなか利益を出す事が出来ません。自分の目標値を持って取り組んでいればその辺りは回避出来るのでしょうが?なかなか上手くはいきませんね!
目標値というのは例えば22,000円ぐらいの日経平均の時に『日経225ノーロードオープン』にスイッチしたのなら20,000円~24,000円までの日経平均の時は我慢の時としてスイッチングしない等の決めごとを作っておくことです。投資範囲を決めていれば少しマイナスになってしまったからと焦ってスイッチングするよりも、長い目で見ていけばプラスになって来ることもあるはずです・・・
最悪リーマンショックの時のような事がありますので下限は必ず決めてそこで行動を起こさないとズルズルと行ってしまうのですが・・・

因みに前年度2017年の動きはこんな感じです。

相対的に右肩上がりで昨年の今頃はイデコを始めた皆さんが良い制度だと思っていたのでしょうが・・・

商品の選択によって大きく自身の資産が変わってきます

まぁ確定拠出年金といえど運用商品と名がついて株式投資信託を扱っているのですから株式市場と連動して値上がり値下がりするのは当たり前の事です。利益を追求しようと思えば当然リスクも付き物だという事を念頭においといてください。そのリスクを取りたくなければ全て元本保証された定期預金においておけば良いだけの事ですから・・・

個人型確定拠出年金はそれでも所得控除や運用益の優遇措置などでかなり得をしている事になっていますから!

最後になりますが今年は皆さんがどのように商品にお金を向かわせているのかをみておきましょう。
(純資産額を基準にして判断していますが基準価格も加味した増口率算定になっています)
計算式=各対象日の純資産額/基準価格の比較

12月のこの下げで株式投資に舵を切った人が多いようです
9月(第③四半期終了時点)と12月(今回の年末)を比較してみましたベスト3は以下になっています。

9月(第③四半期)

1位 ひふみ年金               9,255百万円 ⇒ 20,317百万円  (増口率=116.0%上昇)
2位 三菱UFJ国内債券インデックスファンド    20,183百万円 ⇒ 25,957百万円    (増口率=29.2%上昇)
3位 三菱UFJ純金ファンド         13,200百万円 ⇒ 15,335百万円    (増口率=27.1%上昇)

12月(通期)

1位 ひふみ年金               9,255百万円 ⇒     17,912百万円  (増口率=145.2%上昇)
2位 日経225ノーロードオープン         118,774百万円 ⇒ 197,932百万円    (増口率=87.2%上昇)
3位 三菱UFJ国内債券インデックスファンド    20,183百万円 ⇒   28,242百万円    (増口率=38.8%上昇)

日経225ノーロードオープン が一気に2位に躍進しているという事は直近の3か月間で600億円程の流入があった計算になります。
下がった時に株式投資商品に運用を移すのは王道だとは思うのですが・・・6月残高と比較して9月には下がっていました12月の残高は上記のようにまた増えているという事は株式上昇局面と高値局面、下落局面の見分け方を実践している方がたくさんいるということです。12月にはその他の株式商品にも資金が向かっているんです、よく判っているんですね!

確定拠出年金はご存知のように税制メリットをいかせれる今一番お得な老後資金貯蓄制度です。ですが本当にそれだけでいいですか?数年後、いや受取が始まる数十年後には資産残高が倍以上に開いているかもしれません、年が若い時は年金の事(将来の老後のお金等)はあまり意識しませんが本当にそれでいいでしょうか?皆さんも年数があるうちに考えておく方が得策だと思いますよ。『安全も取れる』『メリットも取れる』『自身で運用で増やせれる』『投資の知識もつけれる』確定拠出年金制度に是非チャレンジしてください。

このブログでは確定拠出年金に興味がある方に判り易く自分の資産を増やす為の情報をお届けしていますのでまた覗いて下さい。これからも判り易く皆さんの老後資金の為になる情報をアップしていきます!

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この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します