年金の計算の仕方って難しいですよね?
計算どころかどのような条件でいくらぐらい引かれて、今のままなら自分はいくらぐらい貰えるのか等資料を見ても、これであってるのかな???って感じです
先日こんなニュースが出ていました。
<日本年金機構>遺族年金、18億円過払い 検査院指摘へ
御不幸にも夫も無くした場合、ご主人が会社員で厚生年金などに加入していた場合は殆どのケースで日本年金機構が支給する遺族年金を受け取る事が出来ます。しかし冒頭に書いたようにそこにも難しいルールが存在するのです。それにより払いすぎたり、払い漏れたりがおきてしまいます。
今回の払い過ぎは、再婚などで受給資格を失ったにも関わらず支払いを続けていたとのことなんですが、なぜこんなことが起きるのでしょうか・・・?
それは貰っている側に年金の種類に応じて届け出を提出してくださいねとなっているからです。
本当にこれで全員が手続きをすると思っているんでしょうか?
日本人らしく性善説に基づいて建前上は『今まで受給していた人は手続きしてくださいね』としていても期限を過ぎて放ったらかしにしている人には手続きを促すなど通常両者で確認しなくてはいけないのではないだろうか?
それをずっと何もないままに間違いました。もうだいぶと期限が過ぎていますので払い過ぎた分を返してくださいと言う方が酷ではないのでしょうか・・・
例えば企業であれば○○会等に加盟してそこから受けられるサービス利用に対し支払いをしていたとしても、そこの会を脱退したら自身でその送金は止めます。
そらぁそのお金が経費となり会社の利益を少なくさせるから当然の事です。年金機構では年金受給者を管理して生活が困らないように資金をきっちりと払う事も仕事の一部のはずですから、支払う必要がないものを管理することなく払っておいて『年金の原資が将来不安ですので年金の掛け金を上げます』とは何をみてるの?という事になってしまいます。
本当に役所内で誰も気づいてなかったのでしょうか?大所を見る役どころの方は気づかないにしても、担当者であればなんとなく判ると思うのですが・・・
数年前にも親の老齢年金を死亡届が出て来てなかったので払い続けていたという話がありましたが、普通に考えて時々の世界最高齢のような方の120歳以上の年金が払われていたらこれは?と疑問に感じるはずです。
あまりにも何も考えず流れだけで仕事をしている証拠です。お金を払う事をなんとも思っていない職員は、一定の指導が必要になってくると思うのですが
今回の件は遺族年金という事で『貰ってはいけないお金』だという事は受給者側でも判っているであろうから、指摘されれば払う余力があれば返戻すると思いますが、もしお年を召された方の年金算定間違い等で『間違えです返して下さい』という事があればそれを生活費としている方からすれば大問題です。
今後はこのような事が起きないように業務を見直してもらいたいと思います。
普通に考えればこれだけコンピューターが進歩している時代、AIを導入するなどチェック方法はいくらでもあると思うのですが・・・この問題はまだ氷山の一角で、これからも出て来るのかも知れませんね。
ところで皆さんは自身の年金に対して疑問を感じていませんか?
『私の年金て他に比べたら少なくない?』とか
『厚生年金の加入時期が会社に入った時と違う』などです。
もともと、お若いうちはそんな事も気になりませんし、計算の仕方が難しい上に資料の見方も良く判っていないのでおかしいことすら判りません。
厚生年金だけではないですよ、当事務所でご相談をされた方には一緒に入っていた年金基金等、本人も加入しているのか知らない人が何人かいました。その年金基金の多くは今や解散の嵐です・・・
特に女性の方は注意です、なぜか?結婚で苗字が変わります、住所変更もおきるでしょう。手続きの年金事務所や会社から送ってきても住所変更等が伝わらない事もあり放置されている状態になっている事もあります、それは年金事務所のミスでも貴方のミスでもありませんが、手続きされないと貴方のものには戻ってきません。
ですが安心してください、年金は間違っていたら必ず修正してくれます。
今回事例のように多めに貰っていたら期間による時効の分を除いて返してくださいと言われますが、貰い漏れているものやなんらかの事由で自分の年金から漏れているものはきっちりと証明すれば修正してくれます。
ですがもし自分の年金が少し少ないなと思っていても言わないと気づいて貰えない可能性があります。だって65歳になって年金受領の手続きをした時にそのまま処理されたら記録通りになってしまいますから。もし何か違和感を感じている事があれば早めに処理して下さい。
なんか借金の払い過ぎの利息取り戻しに似てますね(笑)
絶対に損しないでください。知らなくて損したという事は勿体ない事ですから是非調べて下さい。
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