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ＩＰＯ銘柄のセカンダリって儲かるの？

前回に続いてのＩＰＯシリーズです！皆さんは『セカンダリ』という言葉をご存知ですか？ボーナスで沢山もらえるとお金に余裕が出来ます
私はＩＰＯ投資をするまでは知りませんでした！セカンダリーとは、『上場後すぐにＩＰＯ銘柄を購入する投資手法の事です』うまく流れに乗ると結構な利益を得る事が出来ます。　ここでは儲かるかどうかは判りませんが！！私の気づいた事を気ままにお伝えしていきます。人間はどうしても感覚で取引等をしてしまうものです、データを一応見て置き思い出すことは大切な事です・・・たまに覗いて見て下さい。皆さんの判断に少しでもお役立て出来たら幸いです。

私は株を購入する時は基本的にファンダメンタルズ分析を利用する事が多いのですが、上場直後のまだ会社の価値がきちんと伝わっていない時期に分析はなかなか通用しません。初値後も物凄い勢いで株価が乱高下する事はよくありますし、まとまった株式取引数もでますからね、それはいろんな方の考えが絡んでいるからです。公募組、ベンチャーキャピタル、既存株主等のロックアップ解除などの売りたい人に対し、デイトレやそれに対する仕掛け的な動きをされる投資家等なんですが、よく騙されました・・・

そんな中からもパターンがあるのではと思いデータを取っています。

以下の表を見て下さい。昨年度の３月に新規公開した会社の一覧です。なぜ３月かというと、来月のＩＰＯラッシュに備えてこの１年間を分析したからです。毎年この時期は沢山のＩＰＯが出てきます。昨年度は22社です。今年も既に２２社の準備があるようです。そこに旨みがある銘柄が眠っているんです。

２０１６年３月に上場した銘柄と値動き

ＩＰＯ銘柄の値動きを１年経過後に分析してみました今回はこのデータから初値にスポットを当ててみました、初値とは新規上場して最初に取引所で売買が成立した値段のことで、株式上場準備をしてきた会社側の人は結構気にする値段なんです、公募価格にしても初値にしても会社側は高くなることを願っていますからね～（理由はいろいろあるんですが書き出すと長くなるのでやめておきます。）とりあえずこのデータは公募価格から初値に対しての上昇率（初値率＝仮称）順に並んでいます。

では初値はどのようにして決まるのでしょうか？『上場日当日に売りたい人と買いたい人の株数と値段があった所が初値になります。』売りたい人の方が多い株は下がります。基本的な事ですが他の株と同じです。

で決算短信としては少し古いですがはそれは何を見て決めていくのでしょうか？皆さんはどうしていますか？ネットの人気度ですという答えが多いのではないでしょうか？　それは目論見書と有価証券届出書です、結構ボリュームのある書類なんで、見る人は少ないと思いますがブックビルディング（ＢＢ）に参加した時にネットからリンクされていますよね・・・
あれを見て投資家さんたちは判断しているんです。書いている事は大切な情報ばかりなんですよ！『その一つに株を売っていい値段や期間、ロックアップ解除』というものがあるんですが・・・『それぐらいならネット情報にも出てるよ』と聞こえてきそうですが・・・それらも大切な情報です、その値段になったら売る所もありますからね、当然です。売って始めて利益になりますし、資金化出来ますから。

上の表でいくと初値率の最も高かった会社は『チエル』という所です、そして順位は上から並んでいます、倍以上が３社です。
公募で当たられた方はここで売り抜けると結構な利益です。ですが当たる人はゴクゴク僅かな一部の人なんで皆さん買おうと思っても初値後の値動きになりますよね、では初値がついてから上に行く場合と下に行く場合はどちらが多いのでしょうか？
初日終値欄とその横の値付直後で記しています。上が９銘柄、下が１３銘柄です。全て初値で買ったとした場合は一日目に結構な含み損が出る会社がそこそこあります。それはなぜか？初値が高すぎたからです。ですが『チエル』などのように初値大幅高でもそれから初日にストップ高まで行くものもあります、だから判りません！

ではどうすれば良いのでしょうか？

私は初値買をする場合はどこまで買うのか基準を決めています。

倍（１００％）なのか、７５％なのか、５０％なのか？
その株によって違いますが、人気銘柄はもっと上に行きます、200％以上もザラにあります、ですがそれを追うとリスクもありますので追いません。では５０％以下で買えるのかというとそれは買えます。上の表で行くと１５社も買えます。しかもそこにその後上がっていく銘柄が隠されています。なぜか初値があまり上がっていないからです、先に書いた売りたい人が抜けている場合があるからです。市場に出回ってくる株数が少なければ当然上がり易くなりますので

私はＩＰＯ銘柄で勝つためにはルールを決める事にしています。特に買のルールです、７５％の値段を超えての指値買いはしません、高い値段で買っても儲けは少なくなるだけですから・・・
そして売る時は決めていません、ＩＰＯ銘柄には大きな夢がありますから！倍になったら売ろうと思うとせっかくの夢銘柄を取り逃してしまいます、なので私は高値からいくら安くなったら売ろうという事だけを決めています。ですがそれでも売却後に大きな利益を取り逃したことがあります。ここは皆さんの勘です、どこまで行くかもわかりませんので培った勘にかけてみて下さい。（損しない程度で売る事をお勧めしますが・・・）

よってＩＰＯ銘柄投資をする場合は寝かせても大丈夫な余裕の資金で投資するようにしてください。なぜならギリギリの資金では大きな儲けを逃す可能性があります！株価の上がる時を分析

そして３月は最もそのチャンス、ＩＰＯ銘柄が多い月です！よってブックビル申し込みもＩＰＯ銘柄のセカンダリも資金がばらけます。ここに大きなチャンスがあるかも知れません。
目論見書を見て良い会社、将来伸びそうな会社、国策に関連した会社、今のテーマに沿った会社があればそこに狙いをつけましょう、そして今まで書いて来た通り初値があまり高くなかった銘柄に絞りましょう、自身の投資ルールでそれに投資してください。株価が上がって儲かった事も嬉しいですが、自分の読み通りになった嬉しさも重なり充実した投資が行えますよ、因みに複数社のＩＰＯ上場がある日は私は狙い目だと思っています！　

ＩＰＯ銘柄はまだ会社の情報はそれ程見えていません、判らないから希望があり不安がありそこに儲けれるチャンスがあります！お手頃な価格で買えたりします。そのチャンスを逃さないでください。初値は特別な物です、そしてそれをうまく利用している方がたくさんいます。リスクも忘れてはいけませんが・・・

ＩＰＯ投資で勝ち組になる為にこれからもまだまだ研究を進めていきます。その成果を今後も書いていきますのでたまに覗いてください。 

この内容は私見で書いているもので、投資の推奨をするものではありません
よって投資は自己判断、自己責任にてお願い致します。

さてさて３月に迎えるＩＰＯラッシュ、評判通りにいくんでしょうか？！ 　　

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