ＩＰＯ（新規公開株）で勝つ戦略は

前年上場のＩＰＯ２０１８年予想はこちらです

ＩＰＯが年末にかけて再びラッシュを迎えます

毎年この季節はＩＰＯが多くなるのですが今年は現時点で
３月並みの２３社がエントリーしているようです。ＩＰＯが集中するという事はその分資金分散がおきる可能性が高まりますので内容の良い銘柄が初値で安く買える事もありますよ？公募に当たらなくても
諦めるのではなくセカンダリーも検討してみるのも良いのではないでしょうか？

元々ＩＰＯ銘柄は情報量が少なく会社のＩＲ体制や今後の事業展開で大きく左右されますので、公開前の評価はもう一つという所でも今後伸びていくと思われる会社の株を安くで手に入れておけば思わぬ利益を手に出来ますよ。

ただ、今はネットでの情報もたくさんあり初値等はそれに左右される傾向がありますので、大きく上がりそこが頂点となる銘柄もありますので、株式公開で出て来る目論見書や会社の成長性等の開示資料を読み解く力も大切です。さらにその時々の株式市況と大口投資家などの仕掛け傾向を掴んでおくことも重要ですのでこれまでの銘柄の推移をチェックしてみてください。

たくさんもうけて良い年末を迎えましょう。

それではまず最近の傾向として２０１７年７月以降に出てきたＩＰＯの値動きを見てみましょう

新興市場の株価は今年１０月以降の日経平均上昇の波に乗れず低迷が続いていましたが、ようやく上昇傾向になって来たのではないでしょうか？その流れを汲んで下半期（７月～）のＩＰＯについても公開後の初値から見た増減率はマイナスの方が多くなっているようです。ただ『大阪油化工業』『ＰＫＳＨＡＴｅｃｈｎｏｌｏｇｙ』のように初値から見ても倍以上（100％超の上昇）になっている銘柄もありますし直近の『サインポスト』は上場日１１月２１日からの４営業日で公募価格から６倍以上になっています。このような銘柄を手に入れたいものです。私のような弱小個人投資家には少し金額が高く怖いような気もしますが・・・

そして本日
１１月２８日以降、年末までに出て来る銘柄を見てみましょう。なんと全部で２７社もあります

今の地合いは、遅ればせながら新興市場にも風が吹いてきているのではないでしょうか？
日経平均を構成する企業の株価も頭打ち状態になり、投資家は小さくても優良な会社へ資金をシフトする動きがあると見ています。そのような時に今後期待の持てるＩＰＯは格好の投資対象になりますので出て来る会社の資料から『ピーンとくる』銘柄選定をしてください。私の考えるポイントを紹介して見ます

ポイントとして

初値が高騰していないこと
出来高が多いこと
流行りのトレンドやテーマがあること
財務内容が安定していること

皆さんもターゲットを絞って戦略を練って儲けてくださいね！！

世間の評価とはあてにならないもんだな～と思うかもしれませんよ！

ではその評価ランクでどのような株価を付けているのかを２０１７年にＩＰＯ上場した企業６４社（シャノン～サインポスト）のデータを見てみましょう。ついている評価に対して初値がどの程度までならセカンダリとして投資対象になるのか等を検討して下さい。明らかに初値が高く、その後ダダ下がりの銘柄もありますのでそれにはひっからないようにしてくださいね！
それを見分けるのは難しいんですが・・・

引っかからない為には全て買うという選択肢もあります。
例えば今年出てきた64銘柄を全て成行き初値買いをすれば2,532万円かかりますが、現在でも2,435万円あります、資金力があれば何も考えなくても勝てるんですね、とはいってもこれではまだ売り抜けていないので利益は確定出来ていないんですが・・・

傾向からすると『Ｓ評価』や『Ａ評価』といった高評価の銘柄は資料上段で確認出来ますように初値の上昇率は高いですが、その後の株価の上昇は本当に良い銘柄に限られて少なくなりますので、我々のような小口投資家はその銘柄を見つけるのは当然難しくなります。ですのでそれらを捨て『Ｂ・Ｃ評価』の銘柄を狙えば上昇率は劣るものの安定して上がっていく銘柄が多くなっている傾向となります。事実そのＢ・Ｃ評価の銘柄を全て成行き買いすれば今年の30銘柄では877万円かかりますが、現在でも950万円になっています。人気に踊らされて欲をかいて大きく儲けようと思うと痛い目にもあう事もあるという事です。ホドホドが一番です

そんな理由から私のお勧めの狙い目はＢ評価で初値上昇率が80％を超えない銘柄を狙っています。その条件を備えた銘柄が今期のＩＰＯ＝６４社のうち１１社ありました。以下になります。

全て結果論でしかないので、どう思われるかは皆さんの自由ですが、今後狙い目としての参考にでもしてください。私は全てを購入した訳ではありませんが半分程の銘柄を初値成行き買いし今年もプラス運用とさせて頂いています。本日から年末にかけてＩＰＯはラッシュを迎えますので資金分散もおき同条件で購入できそうな銘柄が含まれています。