いま決算や会計の事が注目されているようです
先日本屋さんで興味ある本をみつけました。
『決算書100本ノック』
『本物の会計力』
『決算書はここだけ読もう』
なるムック本です、当ブログでも紹介させてもらっていますが、会計の事を知っているといろいろな所で便利です。また私のような仕事をさせて頂いているからかもしれませんが、話に具体性と説得力が出てきます
皆さんも知っていれば、自身の仕事に活用できます、株式投資でのテクニカル分析ができます、入社する会社の現状の財務内容を知れます、などなど使える所はさまざまにあります。
損益計算書(P/L)とは何を見る資料なんでしょうか?
貸借対照表(B/S)で何がわかるのでしょうか?
キャッシュフロー計算書(C/F)とはどうなっていると良いのでしょうか?
その辺りが具体的に書かれています。
私の感想ですが、全くの初心者でこれから勉強していきたいと思われている方は『決算書100本ノック』をチョイスする方が良いのかなと思いました。『本物の会計力』は会社の決算書を見る事は出来るよという方には更に知識を伸ばせる判り易い内容でした。
全て実用的に説明してくれています、経理や簿記などを知らなくても判り易いように書いています。
私は前職で経理の仕事をしている時期もありましたが、このぐらいの内容を知っていれば決算書を見るのは十分だと思いました!
実務面で決算業務をやられている(決算短信や有報作成)担当者でも参考になる事がたくさん書いています。
では誰に必要になって来るのでしょうか?
ビジネスマン全般ですが特に経営者の方は今後このような知識が大切になります。経営者といっても代表者(社長)だけではありません、経営陣の事です社長をサポートする立場の取締役や部長さんも必須となってくるでしょう、それはなぜか?知らないと会社の現状、将来の姿が見えてこないからです。会社の数値に詳しい人と避けて通ろうとする人は5年後、10年後、上司や周りの人からの見る目が違っています。
ですから今後経営陣を目指そうと思われる若いビジネスマン、中堅ビジネスマンも知っていると得しますよ
売上高 4,890億円 営業利益 293億円 経常利益 503億円
総資産 1兆4689億円 純資産 1兆2509億円
営業活動によるキャッシュフロー191億円
某東証一部上場会社の平成29年3月の数値です。ここから何を分析するのでしょうか?数値を眺めているだけでは『ふーん』で終わりです。定性的な面で書かれている事や次期の定量的な目標を絡めて上の数値を見れるようになりましょう。
本を読んでもなかなか頭に入ってこない方、当事務所ではビジネスマンが会社の数字に強くなるようにサポートしています、しかも貴方に合わせた説明の仕方で判り易く説明しています。
数字に強いビジネスマンは会社や取引先からも認められます!
簿記の知識がなくても経済学を勉強した事がなくても興味があれば会社の数字に強くなることは出来ますよ!