保険って入らなければいけないのか?始めてのボーナスで大切な人へのプレゼント

新入社員の皆さんもうすぐやっと夏休みですよ・・・学生時代に比べれば少ないですがGW以来のまとまった休みになります。今年は山の日も増えました

ところで以前言っていたボーナスで感謝の気持ちを込めて贈り物しましたか~?
今回(夏季賞与=6月末)はまだ締め日の関係で貰えなかったという人も居るかと思いますが、貰っていたら感謝の気持ちを込めて贈り物をしてくださいね・・・凄く喜びますよ

それでは今日は社会人になったら何かと気になる保険について少し考えてみたいと思います

学生時代はそんな事考えなかったでしょうが、入社して間もなく会社に来る保険のセールスレディに勧誘されたなんて経験のある人や親や親戚などから『保険ぐらい加入したら』とか声をかけられる場合も多いでしょう、もしくは今まで入っていた保険を親から引き継ぐなんてこともあったかもしれません。そうでなくても周りの友達が保険に入ったから自分もなんて思っている人もいるかもしれません。

若くても何かある場合もありますから、入っていないより入っている方が安心はあるかも知れません。
しかし保険代が掛かります。当たり前ですね!

ではどうすれば良いか、まずはどんな保険に入ろうかと考える前に、以下の2点を考えてみて下さい。

新入社員に保険は必要か自分にもし何かがあった場合に

  1. 保険以外でどのような補償があるのか?
  2. 何かあった場合に困る人がいるのか?

です。2はなんとなく自分の立場でわかりますよね、ですが1はなかなか判りません?
という事で今日はもし、保険に加入されていないサラリーマンの貴方に何かがあったらどうなるかを考えてみましょう。因みに以下は会社員として厚生年金に加入している場合ですので自営業の方やフリーターの方には適用されませんのであしからず・・・

では1で考える事を整理していきます

会社員として厚生年金に加入したらどんな権利があるのか?

厚生年金は自分の死亡や障害の事も保障してくれる制度です。
厚生年金に加入していれば老後に年金を貰えるだけではありません、事故や病気で障害などが残った場合はその度合いにより障害年金が貰えます。万が一なくなった場合で要件を満たせば遺族年金も貰えます。

自分の働いている会社にはどのような福利厚生制度があるのか?

福利厚生と言えば、会社を選ぶ時に、リフレッシュ休暇等の休暇制度、住宅手当や補助、会員の優遇制度等の事を思い浮かべるかもしれませんが、ここで確認したいのは、どのくらいのお金が会社から出るのかです。
会社で入っている保険や雇用保険からの給付等です、遺族への弔慰金や業務中死亡の上乗せ給付等もあるはずです。会社の規程等に載ってると思いますので一度見て下さい。document_shindansyo

ケガや病気をして医療費が沢山かかった場合はどうなるのか?

医療費がたくさん掛かった場合は高額療養費制度がありますので医療費に百万円掛かっても全て払う必要はありません。その他にも金額的なバーはあるものの医療費控除等の制度もあります

ケガや病気で長期間働けなくなったらどうなるでしょうか?

業務中に負ったケガなどが理由の休業は、労災保険の休業補償給付で補償され。業務外で負った病気やケガの休業は4日以上連続で欠勤すると、健康保険から傷病手当金で補償されます。今回は金額等の細かい詳細は省きますが本人の生活を保障する名目ですので、標準報酬日額(健康保険の保険料などを計算する際の基準となる額)の3分の2の金額が支給されます。

このように公的年金では自身で保険に加入していなくても様々な面で補償されています。よって保険がなくても何も入ってこないというのではありません。あとは2の今貴方に何かあった場合に困る人がいるかどうかです
もちろん金銭的にです、こちらは貴方自身が一番良く判ると思いますので考えて見え下さい。

その後に保険の事を考えれば十分です。

くれぐれも友達が死亡保障3,000万円の保険に入ったから僕もそれぐらい入っておこうと思わないように!

貴方に今何かがあって3,000万円必要かどうかを考えて入りましょう。確かに保険は若いうちから入ると安いです。23歳の貴方と55歳のお父さんでは同じ保険に入ると金額は全く違います。なぜか?保険屋さんのリスクも違いますしそのリスクに対する資金を徴収できる期間も全く違うからです。

少し前までCMで24歳の菅田将暉さんが保険の話を聞きに行って僕も入りましたと言ってましたが、そうならないように・・・

保険見直しでお客様へのメリットを結論ですが、入っていないより入っている方が安心です。入る場合もそれ程の額をかける必要はありません。私であれば家族に葬儀等の金銭的な負担を掛けさせない為の死亡保障500万円、入院や手術をした時の為に医療保険(入院1日5,000円)に入っていれば十分だと思っています。勤務先で団体保険を扱っている場合には、そういうものを積極的に活用しましょう。会社が提携しているものであれば金額が安く死亡保障だけをつけれるものが殆どですし給料から引かれている場合はそんなに負担にも感じないですからね!あと将来の年金保障などの年金保険も進められがちですが、今なら確定拠出年金等があり個人でも入れるのであれば投資の勉強などもかねてそちらの方が有利になると思います。

何か困った事があればいつでもご相談下さい。