老後資金っていくらあればいいんでしょうか?
この話に結論はでないんですよね・・・
よくネットや書籍の記事では老後にかかるお金は3,000万円だとか、5,000万円は要るなどど書かれていますが根拠はありません。だって対象となる方の生活の状況によって物凄く変わるんですから!考えても見て下さい。住居でも持ち家か借家ではかなり違いますし、ご夫婦で暮らしていくとしてもお子様との二世帯でもかなり変わってきます。あと生活水準やその人の親族への思いなどでも影響してきます。
ようするにそれぞれの方を対象に3,000万円ぐらいだとか、それ以上だとか使うお金を特定する事は出来ないんです。それを知らないのに真に受けて、僕は将来退職する時に3,000万円の資金なんて準備出来ないと考え、老後を迎える前から切り詰めて生活し老後を迎えてからも贅沢は敵かのようにする、それでは折角の楽しい時期を暗く過ごさなくてはいけません。
皆さん想像してください。自分の家に子供が孫を連れて里帰りしてきた時に孫にお小遣いを渡している自分を!
子供が大きくなって自分がまだまだ元気でゴルフや旅行、近場での食事など楽しくワイワイとやりながら生活している事を・・・そんな老後を迎えたくありませんか?
それが出来るのと出来ないの違いは何なのでしょうか?
当然潤沢にお金があるか無いかでの違いはありますが、突き詰めていくとお金が無いからではないんです、お金の事を知らずにいるからなんです。ですから不安な気持ちが邪魔をして
- お金を持っていても将来使う可能性があるからと我慢する
- 65歳で退職したら貯めたお金は減る一方だと思い何も考えずに50歳代から切り詰める
- 80歳を迎えた頃にお金が余りそうだとなったら不安も減って無駄に使う、あげる等をする
子供が巣立って、元気なうちに楽しく働き、楽しく自分の時間を過ごし、自分の資産を自分の好きなようにし、その資産も必要な分を残して有意義に使い、今も老後も楽しく充実した後悔しない人生を送りたいと思いませんか?
但し、そのようになるには老後のお金の事をある程度知っておかないといけない事になります。
それはいくらあれば良いのではなく、いくら入って来るのか?そう年金や退職に伴い貰えるお金の事です。これは皆さんが今まで働いてきてそれぞれにより違いますが、ある程度は同じ計算式で算定できます。
しかも貰いかた次第では増やす事も出来ますし、貰った時の税金を少なくする事も出来るんです。
その昔60歳は還暦を迎え定年して悠々自適な生活をと考える方も多かったようです。
ウィキペディア等でも『還暦を機に現役を引退する例も多く、満60歳で定年とする企業も多いが・・・』と記載されています。
ですが今の60歳はどうでしょうか?悠々自適等とは縁遠く皆さんまだ働いています、多少の個人差はあるでしょうがまだまだ元気です。今50代の方は考えてください、あと数年でそうなりますか?そうなりたいですか?当然年金も貰えません。
実は日本の国民年金法が成立した1959年は男性の平均年齢は65歳にも届かないぐらいでした。しかもその国民年金導入にあたり基準にされた1950年の日本人平均寿命は男性58歳、女性61.5歳でした。その後寿命は、1980年に女性78.76歳、男性73.35歳と格段に伸びていきます。これらを受けて多くの企業は55歳が定年退職であったものを高年齢者等の雇用の安定等の法律改正で60歳定年にしていきました。
そうなんです、昔は60歳は悠々自適でよかったんです。残りの人生も短かったので55歳や60歳で定年、いずれの平均寿命は男性で15年もなく、すぐに年金を受け取ったとしてもそれ程の期間がなかったんです。しかし現在(2016年)の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳です。そして常に過去最高の更新をしていっています。定年性が55歳だった1950年と比較して20年以上伸びているのですから、働く事もそして老後の生活スタイルも変えていかなくてはいけません。長い時間を不安なく生活できるスタイルにです、それを国がこう後押ししてくれているのです。
- 60歳からの人生は長いよ・・・
- 働けるうちは働きなさいよ・・・
- 年金もそんな若いうちからあげたら国の財政が破綻するかもしれないので我慢してね
と、こんな感じです。僕ならこう思います『今のスタイルにあったお金の知識を身につけたい』と、そして時期は遅れても『計画的に悠々自適な生活を送る為には何をどうすれば良いのかを知っておきたい』と
そんな事を皆様にも知って貰いたいから、気付いてもらいたいから。私が知っている事を少しづつですがこのブログに記載していきます。よかったらたまに覗いて見て下さい。
またウィキペディアには『還暦を第二の人生の出発として祝う』とも書かれています。必要なお金の知識を身につければ、将来のお金の不安を取り除けるようになれば、新たにしたい事が出て来ると思います。もしかしたら悠々自適どころではなくまだまだ働かなくてはいけないかもしれません。違う意味でやりがいと充実をした日々を手に入れるかもしれません。60歳からあと5年働ければ自分の送りたい老後が送れるかもしれません。70歳まで働けるのであればその後は本当の悠々自適生活がまっているかもしれません。そのような事をはっきりと意識してもらう為にもお金の知識を知ると知らないでは大違いになります。しかも60歳で気づくのではなくなるべく早い段階で50代、いやいや40代、30代でも早すぎないかもしれません。
備えあれば憂いなしです。準備をするのに時間はお金のみかたになります。なんとなく考えている時に始めた貴方と先送りして定年近くまで何もしなかった誰かとでは全然老後の資金状況は変わってきます。
文中で『潤沢にお金があるか無いかでの違いは』と書きましたがお金が潤沢にある状況もFP相談を早いうちにすれば準備出来る事があります。切り詰める、節約するで自分の楽しみを逃しては人生の損になります。それよりもお金の事を知って準備するです、一緒に取り組んでいきましょう。
将来の健康の事や身の回りの出来事はなかなか予測できません。
ですが自分の老後資金のこと、これからの生活資金の事は予測できます。
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