住宅ローン金利の上昇に備える為に②
台風よく来ますね、昨日は日本列島の西から東に横断し九州から関東まで広い範囲で豪雨となりました、特に宮崎や徳島ではたくさんの水害が出たようです、二次被害など出る事が無いように心からお祈りいたします。
ところで昨日から日銀の金融政策決定会合が行われており、本日の昼過ぎにその概要が発表され、『長短金利操作付き量的・質的金融緩和』の導入が決定しました。何の事かよく判らないので少し調べてみました・・・
私が理解した内容ですが、長短金利の操作を行い消費者物価上昇率の実績値を安定的に2%に持って行くまで拡大方針を継続的に行うようです…
ということは今後マイナス金利は縮小傾向に向かうのではないでしょうか?そうなると住宅ローンは上昇傾向になるんだと思われます?
先日のブログ『住宅ローン金利が引上げ?』でも書きましたが8月に大手銀行で10年の期間固定金利が0.35%をつけて9月に0.1%ほど上昇していましたが、10月から更に上昇するかも知れません…
先日、夏前に住宅ローンの借換相談をさせて頂きましたお客様とお話をしましたが住宅ローン借換の実行が9月にずれ込み0.45%でのお借換でした、安い金利で返済金額が300万円以上減り喜んでおられましたが、8月実行に間に合っていたらとおもうと少し残念です…
ですが10月以降さらに上がってくる可能性もあるので今月実行出来て良かったと思えるようになりました!
住宅ローンは借入額が多く期間も長期間にわたる事から少しの金利変動でも返済額が変わってきます。0.1%変われば残高2,000万円、残年数25年で25万円程は変わってきますから・・・
住宅ローンの借換を検討されている方は急いだ方がいいかも知れませんね!
とは言ってもまだ10月分の金利は出ていませんのでどうなるか判りませんが…
ですが今回の日銀決定は本当に可能なんでしょうか?
国債の利回りをコントロールする事が出来るんでしょうか?(相当な国債の売買が必要なのでは?)
これが出来なかったら、いや出来たとしてもこれを解除する時にはそれなりの劇薬が待っているのかも知れません。
住宅ローンの借換をご検討中の方は是非ご相談下さい
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