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高齢化社会が進んでいます!我が国は現在、凄いスピードでお年寄り人口が増えています。

下記に資料をまとめておきましたが、昨年行われた国勢調査によりますと65歳以上の人口は3342万人で総人口に占める割合が26.7%になっているとのことです。最近10年間は世界最高で推移し四人に一人がお年寄りとなっています。因みに15歳未満の子供と言われる数は1,586万人ですから65歳以上の方と比較すると半分を切る数値になっています。
現在の年金制度では65歳から国民年金が貰え、仮に全員が満額の78万円を貰うと約26兆円になります。当然厚生年金を貰う方も大勢いますので金額は合計で60兆円ぐらいです、将来の年金は枯渇しないのでしょうか? それに合わせて医療費と介護関連費用です、こちらも総額では60兆円近いと言われており総計すると120兆円ぐらいになります。凄い金額ですがまだまだ増えていきます。

その理由として、現在の出生数は100万人を少し超えるくらいの推移ですが、昭和46年生まれの方は200万人以上いらっしゃり現在45歳で、あと20年経てば65歳となり年金を貰う年になるからです。その年からは第二次ベビーブームで更に増えていき、65歳以上の方は33%ぐらいとなり三人に一人になります。
高齢者数の上昇と高性能な医療・薬の開発や物価の上昇もありその頃の社会保障費の総額は160兆円ぐらいになると推計出来ます。

高齢化社会における我が国の人口構成と年金の推移

では負担する方の世代はどうなんでしょうか?
今年(平成28年)に生まれた方が20年経てば二十歳です、現行制度で国民年金の支払い年齢に達します。という事は現在40歳の方が60歳になりますので、それら以下年齢の現役世代の方がどのくらいいらっしゃるかです。一体何人を支えるの齢化社会
現在の総務省統計では4,990万人程です。将来的な費用の160兆円をこの世代で負担できるのでしょうか?
仮に負担をその方々で割るとすると年間約320万円の支払いになります。サラリーマンでみて、会社の半額負担があったと仮定しても160万円です。そんなに負担は出来る訳がありません、企業側も困ります。早く消費税を上げて社会保障費の準備をしてもらいたいものです。

という事で老後に貰える社会保障費の老齢年金は減る事が予想されています、それが支給年齢の引き上げなのか、支給額の引下げなのかはまだ決まっていません、また介護保険や医療費もそうです。健康保険制度が今は皆保険ですが、その制度が崩れていくかもしれません、介護に係ったお金の一部を負担するだけの介護保険制度は大幅に負担額が増えるかもしれません、どこから手を付けていくのか等の問題が大きすぎて今は表面化していませんが・・・    数年後には通常より沢山お金を払えば優先される医療や介護になる可能性もあります。

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いずれにしても高年齢化が進み、以前よりも長い老後生活となった現在、老後の生活資金の準備は万全にしておかなくてはいけません。ではどうすれば良いのか、何が何でもお金を残せばいいのでしょうか?

それはダメです、節約ばかりして欲しいもの、やりたいこと、子供への教育など貴方の想いの資金を削ってもそれでは人生楽しくありません。それでお金は残っても貴方の心の充実感や幸せは満たされません!

皆さんの人生の目的はお金を残す事ですか?それとも楽しむ事ですか?

心豊かに老後を送るためにも、今やりたい事を楽しみながら準備していきましょう。

しかし楽しみながらでも、お金は残していく事をお勧めします。それは書いて来たように高齢化社会が進み将来の社会保障制度は今よりも手薄になるからです。『そんな事出来ないよ~』と聞こえてきそうですが、そうしましょう。
その為に私達ファイナンシャルプランナー(FP)がいます。お金にメリハリをつけて使う事を考えましょう。毎月の生活費の1万円を節約するよりもターゲットを決めましょう

住宅ローンは見直していますか?    携帯電話料金などのプランを数年間に一度は見直していますか?
必要以上の保険に入っていませんか?  カードのポイント還元をうまく利用していますか?
うまく税制の優遇などを使っていますか? 

上記を見直して実行するだけでもかなりの効果が期待できるものもあります、面倒がらずに考えてみましょう。
同じ老後のお金の準備をするにしても、積立貯金をするのと確定拠出年金(401K)で貯めるのでは効果は違ってきます。それとあわせて様々な面白みと投資など自身の知識向上にも繋げられ、資金以上の自身の将来の知恵となるものも手に入れられます。

現在は知っている人が得をする時代です。でもお客様は仕事にも忙しくてそんな情報をずっと追う事は出来ませんよね、知っている私たちを利用してください。それで皆様に得したと思ってもらう事が私には最高の幸せです。

お金を頑張って貯めるのではなく、自分の今の生活を見直してお金を自然に残していきましょう

ところで今の日本の家計の貯蓄残高はいくらぐらいかご存知ですか?
お金を貯めていく事は大切な事です1700兆円を超えています。そのうち60歳以上の方の持ち分は70%近くと言われていますから相当な額です。(借金を差引した純貯蓄額ではその世代が90%以上持っているとのことです)
今の65歳以上世代の年金額はこれまで充実していました、たくさん貰える方が多くいたので貯蓄を切り崩す事が少なかったのです。

少しの余裕は持っておく必要がありますが、多すぎても困ります。その資金は相続や贈与で次世代に引き継いでいく事になります。

まだ年金受給年齢に達していない皆さんの将来の年金は今までよりは確実に減っています、今後も減ると思われます。ということはこれから老後を迎える方の60歳以上の貯蓄残高はそんなに多くなりません。なぜなら年金が沢山入らず残らないからです。逆に今から纏まった額を準備しておく必要があります。皆さんのライフプラン、将来計画に合わせたきちんとした資金計画を作って現在の充実生活と安心老後を迎えられるプランを一緒に考えていきましょう。
老後に必要なお金は3000万円ぐらいとよく言いますが、それは判りません、その人によりバラバラです。家を持っている、同居家族がいる、生涯現役で働く仕事がある、60歳から自分の夢を追いたいなど人により変わってきます。

書籍やインターネットで自分で調べて計画が作れるのであればそれで十分です!
ですがその書籍には自分にピッタリの事例が乗っていますか?そうでなければ違った事をうのみにしてしまうかもしれません、安心と思っていた事が間違っている場合もあります。

間違っていた期間が長い場合は老後準備の期間を失う可能性もありますので気を付けてください

仕事を始め給与を貰った時にひかれる健康保険や厚生年金、収入により払う国民年金や国民健康保険等が社会保険料と呼ばれるものです。保険料は若かった頃、払うのが勿体ないと思う人も少なくはありません、ですが病気などで保険料が沢山かかるのは60歳からです。 高齢化社会で社会保険は今後どうなるか判りませんが40歳ぐらいになっている世代の方々にとっては大切な制度である事を実感していると思います。前日の確定拠出年金でも書きましたが自分の年金を自分で貯めていく時代です。もう国がなんとかしてくれるだろうでは出遅れる可能性もあります。

安心老後を迎える為の資金計画プランの作成をお手伝い致します、今も老後も充実した楽しい生活を送りましょう。
あと国の将来の財政を救うのは健康的に生きる事も非常に大切な事です。社会保障費が減るんですから・・・